中孝介が出演した台湾映画が現地で記録的大ヒット

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中孝介が出演した台湾映画『海角七号』(ハイ ジィアオ チ ホウ)が、現地・台湾で記録的な大ヒットとなっている。

台湾で8月21日から上映されている映画『海角七号』が、公開から3週間で興行成績が5400万NTドル(約1億8000万円)を突破した。6月下旬の台湾国際映画祭ではグランプリを獲得したほか、9月には第4回アジア海洋映画祭イン幕張でもグランプリを受賞した。台湾映画の興行成績を塗り替える大ヒット作となり、来春のアカデミー賞外国語映画部門・台湾代表作品にも決定している。

『海角七号』は、ミュージシャンになる夢に破れて故郷の海辺の町へ戻った青年と、日本のスターのコンサートを開催するためにやって来た日本人女性の愛が、60年前の日本人男性と台湾人女性の愛と交錯するドラマ。中孝介は、台湾で人気のある日本人アーティスト、中孝介として、本人役で出演している。また、劇中歌として中孝介のデビュー曲「それぞれに」(2006年3月1日EPICレコードからリリース)が起用されている。

なお、『海角七号』の日本での公開は現在未定。

中孝介は、9月3日にリリースしたシングル「絆」に続き、2ndアルバム『絆歌』を10月1日にリリース。このアルバムは10月1日に香港で、10月3日に台湾でもリリースされる予定で、11月2日には上海で単独公演を開催するなど、今後も海外での活動が予定されている。

<中孝介『海角七号』出演の経緯>
この作品を撮影予定だったホウ・シャオシェン監督が、日本人役の出演アーティストを探している中、2006年11月に中孝介がリリースしたアジア版フルアルバム「触動心弦」(エピックレコードからリリースされている3枚の音源をまとめた編集アルバム。日本国内未発売)が、台湾チャートで上位にランクインしていることを知る(台湾YAHOOチャートで1位を獲得)。
中孝介が2006年12月に台北で行なわれた野外イベント<Simple Life>に出演することを聞きつけ、監督自らが中孝介のパフォーマンスを実際に見に行き「彼が適任だ」とオファーしてきたことから、中孝介の映画への出演が決定。撮影は2008年10月に台湾で行なわれ、中孝介も長期ロケに参加した。
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