小林武史、プロデュース作品6タイトルが同時発売

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音楽家、作詞家、作曲家、編曲家であり、日本屈指のキーボーディスト・ヒットプロデューサーとしてその時代時代に常に新しいアプローチを試み、挑み、数多くの名曲を世に送り出してきた音楽プロデューサー・小林武史。

彼のワークスから、映画音楽を中心に、ライブ・報道番組・環境ドキュメタリーのテーマ曲を自らが厳選し収録した「WORKS」シリーズの第1弾として『WORKS I』を11月26日に発売することが決定した。Mr.Childrenやレミオロメンに代表されるプロデュースワークスとは、また違った新たな一面を知ることができる珠玉の名曲集となっている。

同時に、小林武史プロデュース作品として、デビューから4年、10枚のシングルと2枚のアルバムをリリースし、その圧倒的に深淵で美しい歌声を世に響かせてきたSalyuのベスト・アルバム『Merkmal』、そして、小林が音楽監督を務めた岩井俊二監督の映画「スワロウテイル」(1996年公開)、「リリイ・シュシュのすべて」(2001年公開)の4タイトル、YEN TOWN BANDのアルバム『MONTAGE』、サウンドトラック『Swallowtail Butterfly Original Soundtrack』、Lily Chou-Chou アルバム『呼吸』、「リリィ・シュシュのすべて」オリジナル・サウンドトラック『アラベスク』をリイシュー盤で同時リリースする。

ベストアルバムをリリースするSalyuからは、以下のようなコメントが届いている。

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Salyuからのコメント

毎日の生活の中で、何かに喜ぶとき、または悲しむとき。さまざまに沸き起こる感情のたびに溢れる「こえ」というものに何か変化があるように思うのです。30歳も目前になったボーカリストの精神的スタンスも少しずつ変わり始めています。子供の頃より「自分探しの手段」であった私と歌との関係性も、音楽を通じて得たさまざまな出会いの中で「この芸術の素晴らしさをどうしても伝えたいのだ」そんな意識をも含むようになりました。

私は今、なにかまっさらな気持ちでここにいます。
ちょうど10年前。プロデューサー小林武史氏と出会い、そこから今日に至るまでの間、ロックという自由さと、またポップという宿命に向きあい続ける意識の必要を、常々に教えられてきました。そして“Salyu"という名前と、ボーカリストとして心臓が、与えられました。

このボーカリストが、生きる環境で生まれる縁と、自らの直感を通じて、この先にどんな道を選び、どこに進んで行ったとしても、絶え間なく運動し続けるひとつの鼓動があります。

『Merkmal』

それは、常に現在進行形で私の胸に息衝く鼓動の音であり、Salyuという生き物のアイデンティティーそのものなのです。

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小林武史名義の作品を筆頭に、これだけの小林作品が一気に発売されるのは珍しい。幅広い層に熱狂的なファンを持つ小林だけに、CDショップなどでもかなりの話題になりそうだ。

●小林武史 SOLO WORKS『WORKS I』
TFCC-86280 \3,059(tax in)
CD封入:小林武史セルフ・ライナーノーツ&小貫信昭(ライナーノーツ)
●Salyu Best Album『Merkmal』
・通常盤(CDのみ)TFCC-86281 ¥3,000(tax in)
・初回盤A(CD+DVD) TFCC-86282 ¥3,800(tax in)
【ライブDVD : 2008.9.17 Motion Blue YOKOHAMA】
・初回盤B(2CD) TFCC-86283 ¥3,800(tax in)
【featuring楽曲盤CD : 「to U」~Bank Band with Salyu~他 】〈収録予定曲〉
「Tower」「プラットホーム」「to U(Salyu ver.)」他 ※収録曲・曲順未定
●YEN TOWN BAND「MONTAGE」 XNOR-10002 ¥2,500(tax in)
●O.S.T.「Swallowtail Butterfly Original Soundtrack」 XNOR-10003 ¥2,500(tax in)
●Lily Chou-Chou 「呼吸」 XNOR-10004 ¥2,500(tax in)
●O.S.T.「リリィ・シュシュのすべて」オリジナル・サウンドトラック『アラベスク』 XNOR-10005 ¥2,500(tax in)
◆小林武史オフィシャルサイト
◆トイズファクトリー小林武史サイト
◆Salyuオフィシャルサイト
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