aiko、ツアーラストは驚きと感動の連続

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デビュー10周年を迎えたメモリアルイヤーに開催された記念すべきaikoのライブツアー<Love Like Pop add. vol.11.5~やっぱり嬉しい追加公演。あ、10周年だよ!~>が、9月23日に名古屋の日本ガイシホールで幕を閉じた。

初の日本武道館3DAYSを含む全3都市6公演行なわれたこの追加公演は、本公演とはまったく異なる内容でファンを魅了した。

◆aiko、ツアーラストは驚きと感動の連続~フォトアルバム~

会場にはメインステージと左右に伸びた花道に加え、アリーナに長く伸びた花道とその真ん中に設置されたセンターステージ。これから始まるライブへの期待感に満ち溢れていた会場は、オープニング曲「二人」で一気に盛り上げり、久しぶりにフルサイズで歌ったデビュー曲「あした」がくると会場の熱気はさらにヒートアップ。「約束」では幻想的な光に包まれながら突然現れた22人ものストリングスとaikoの優しい歌声がファンの心を奪った。

一度ここでaikoはメインステージを去るが、次の瞬間、花道のセンターステージまで衣裳を変えたaikoが瞬間移動し、そのサプライズな演出に会場の熱気は瞬間沸騰。「カブトムシ」「アンドロメダ」などを披露したメドレーでは、全力で長い長い花道を駆け抜け、パワー全開で集まったファンを盛り上げた。

アンコールで披露した「KissHug」では2008年の8月に行なわれたフリーライブ<Love Like Aloha vol.3>の時に歌った「KissHug」の美しい映像が巨大スクリーンに映し出され、雨の中歌うaikoの映像と、実際に会場で歌っている姿が見事にシンクロし、会場は感動に包み込まれた。最後の曲「シアワセ」では、会場からは「aiko、ありがとう!」という声が飛び交い、まさに“シアワセ”な最高の瞬間へ。

しかしこれで終わらないのが、aiko。全ての曲が終わり、花道を歩いてファンへたっぷりのお礼の言葉届けながら退場する時に、「えりあし」をアカペラで歌いながら会場を後にする嬉しいプレゼントが。感動の余韻を残したままライブは終演。最後の最後までファンが驚き、笑顔になり、涙した、あっという間の3時間だった。

本公演と合わせると全17ヶ所31公演を回り全国を全速力で駆け抜けた約5ヶ月間。ライヴツアーは終わってしまったが、10周年のaikoは精力的。まだまだ楽しいサプライズを我々へ届けてくれることだろう。

名古屋・日本ガイシホール 2008年9月23日
M1 Opening~二人
M2 あした
M3 線香花火
M4 蝶々結び
M5 星のない世界
M6 傷跡
M7 学校
M8 夢のダンス
M9 キョウモハレ
M10 約束
M11 aikoメドレー You & Me both~恋道~恋の涙~Smooch!~ひまわりになったら~カブトムシ~こんぺいとう~ライン~アンドロメダ
M12 エナジー
M13 キラキラ
M14 恋愛
M15 be master of life
M16 ジェット
-アンコール-
EN1 赤い靴
EN2 KissHug
EN3 シアワセ
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