童子-T、キャリア19年目にして“旬”を迎える

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キャリア19年のベテランラッパー童子-Tが、“旬”を迎えている。

6月にリリースしたシングル「もう一度…feat.BENI」が着うた(R)ダウンロード200万超え、オリコンシングルチャートでも最高6位を記録した。続いて、9月24日にリリースされたアルバム『12 Love Stories』がオリコンアルバムチャートでSMAP、B'zに次いで初登場3位と大躍進。長いキャリアを経ての大ブレイクが、業界で話題となっている。

童子-Tは1989年からヒップホップシーンでラッパーとして活躍。19年という長いキャリアの中で、多くのアーティストから“童子兄さん”と慕われる兄貴的存在でありながらも、その名が一般に浸透し始めたのは、2008年に入ってからだ。

「もう一度・・・feat.BENI」は、女性シンガーBENIをフィーチャリングした切ないラブソング。有線で問い合わせが殺到したほか、先行配信された着うた(R)が上位チャートインしたことで、一気に注目が高まった。また、ドラマ仕立てのプロモーション・ビデオも人気を集め、YouTubeの6月度月間ビューランキングでも総合で1位を獲得した。

最新アルバム『12 Love Stories』は、“LOVE”をテーマに既発曲に書き下ろしの新曲を加えたコンセプト・アルバム。青山テルマ、清水翔太ら豪華シンガー陣をフィーチャリング起用した楽曲を中心に、12曲のラブソングが収録されている。

こちらも発売日前に先行配信された「約束の日 feat.青山テルマ」の着うた(R)が1位を記録するなど、ヒットの予兆が感じられていたが、先週のアルバム発売日にはリリース初日から10万枚を突破、童子-Tの19年という長いキャリアの中でも自己記録を大きく更新する大ブレイクとなった。

また、着うた(R)ではアルバムリリース以来、アルバム収録曲のダウンロードが相次ぎ、ダウンロードチャート100位内に、1枚のアルバムの収録曲から4曲がチャートインするという異例の事態も起きている。

中でも今、特に注目されているのがアルバム収録曲のひとつ、「願い feat.YU-A」。アルバムリリース以降も着うた(R)のランキングが急上昇し、9/29付のレコ直♪ウィークリーランキングでは、シングル曲がひしめく中、堂々4位にランクインした。全くのノンプロモーション楽曲がここまで注目を集めることは非常に珍しく、今後の展開が期待される。

ニュー・アルバム『12 Love Stories』
【初回盤】UMCC-9008 ¥3,400(tax in)
【通常盤】UMCC-1015 ¥3,000(tax in)
2008年9月24日発売
◆iTunes Store 童子-T(※iTunesが開きます)
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