中孝介、故郷で“シマ興し”ライヴ

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奄美大島在住のシンガー中孝介が、故郷奄美市のライヴハウス「ASIVI」で10月11日(土)にライヴを行なった。

会場となった「ASIVI」は、中孝介が高校3年生だった頃にオープンした、奄美大島唯一のライヴハウス。彼にとって“アーティスト活動の軸”になる場所であり、メジャー・デビューした2006年3月1日にも同所ライヴを行なう等、とても思い入れの深いステージだ。

そのASIVIが2008年10月でオープン10周年を迎えるにあたり、中孝介が恩返しの意味を込めて凱旋ライヴを行なった。

当日は2回公演を行ない、午後の部は「中孝介シマ興し企画」として、地元奄美の中学・高校生を対象とした学生限定ライヴを開催。“ワンコインライブ”と銘打って料金を\500に設定して、収益金は“NPO法人ディ!”を通して奄美大島のシマ興し事業に寄付した。

約100人の地元奄美大島の中学生と高校生を前に、1時間30分の熱いステージを披露。10月1日にリリースした2ndアルバム『絆歌』からの楽曲を中心に、デビュー曲「それぞれに」や、ヒット曲「花」を熱唱。

MCでは「僕は奄美大島に今も住んで音楽活動を行なっています。みんなも奄美大島出身ということを大切にして、自分のやりたい道を進んでいって下さい。そしてこれからの出会いを大切にすれば、きっと導いてくれる人にめぐり合います」というメッセージを奄美の若い世代に伝えた。

中孝介は、10月17日から全国ホール・ツアーがスタート。11月2日には上海で単独公演を開催する。

中孝介オフィシャル・サイト
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