モトリー・クルー会見速報「過去最高のショウだった!」

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10月20日、東京は六本木のハードロックカフェにおいて、モトリー・クルーの記者会見が行なわれた。10月19日には<LOUD PARK 08>のヘッドライナーを務めた彼らだが、彼ら自身のジャパン・ツアーは、これをイントロダクションとしながら、いよいよこれから本編へと突入することになる。

▲ハードロックカフェ内での会見の模様。ニッキーとミックのネーム・カードが入れ替わっているのは、主催者側の手違いではなく、本人たちによる悪ふざけによるもの。あしからず。
どういうわけかメンバー全員バラバラでの到着となったが(余談ながら到着順はトミー・リー、ミック・マーズ、ニッキー・シックス、そしてヴィンス・ニール)、会見開始予定時刻の正午を10分ほど過ぎた頃には全員がハードロックカフェに集合。ライヴの翌日のこの時間帯にモトリー・クルーが無事に全員揃っただけでも奇跡的と言えるかもしれない。

メンバーたちは前夜のライヴの盛況ぶりに気を良くしているようで、ニッキーが「これまでも日本のファンは常に素晴らしかったけど、なんだかネクスト・レヴェルへと進んだんじゃないかと昨夜は感じた。いつものように行儀がいいのも悪いことじゃないけど、昨夜はみんなハメをはずしてたように思う。これまでやってきた日本でのショウのなかでも、最高だったと言えるんじゃないかな」と語ると、トミーも「日本でモッシュ・ピットを目にしたのは初めての体験だった気がする」と嬉しそうな表情で補足。その後、質疑応答が開始されたので、筆者はさっそく、<LOD PARK 08>と単独公演とではどういった内容の違いを期待できるのか、と質問したのだが、それに対しては次のような回答が得られた。

ヴィンス:「……」
ミック:「まったく同じセット(笑)」
ニッキー:「照明とかステージ・プロダクションの都合もあるから、リハーサルの段階から、基本的には同じ内容のショウを毎晩やることを想定してるのは事実なんだ。ま、でも、何曲かは加えたり、入れ替えたりするかもしれない」
トミー:「とはいえ、オーディエンスから得られるヴァイブは毎晩違ってる。だからそれによってショウの温度が違ってきたりもするのさ」

なんだかこの返答ぶりにも各々のキャラクターが出ている気がする。というわけで、今後の公演日程は以下の通り。言うまでもなく、ライヴの温度は毎晩上昇を続けていくことになるに違いない。

10月21日(火)福岡・Zepp Fukuoka
10月22日(水)広島・厚生年金会館
10月23日(木)Zepp Nagoya
10月25日(土)大阪・大阪城ホール(LOUD PARK EXTRA)
10月26日(日)さいたまスーパーアリーナ

10月25日の大阪公演にはゲストとしてバックチェリー、オープニング・アクトとしてエアボーンが出演。26日、さいたまスーパーアリーナでのツアー最終公演にはラウドネスがゲスト出演することが決まっている。公演に関するお問合せはクリエイティブマン(03-3462-6969)まで。
◆クリエイティブマン・ウェブサイト
◆iTunes Store モトリー・クルー(※iTunesが開きます)

増田勇一
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