ガッキー×コブクロはやっぱり強力──今週のビルボードチャート

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10月27日付けの「ビルボードジャパンホット100」チャートが発表されている。

先週のビルボードの記事で、“来週は期待大” と予想したとおり、今週、首位を獲得したのはガッキーこと新垣結衣の「赤い糸」。コブクロの名曲をメロウにカヴァーしたこの楽曲、ガッキー×コブクロという話題性と、ガッキー主演映画『フレフレ少女』の公開タイミングもあり、オンエアチャートが好調。これまで6週に渡ってチャートインし続けるなど、幅広い層からの支持を受けての総合1位となった(初動実売枚数:初回限定盤、通常盤合わせて37,047枚)。

2位に登場したのはSEAMOの「Continue」。同曲は日本テレビ系ドラマ『夢をかなえるゾウ』の主題歌で、こちらもエアプレイチャートで毎週着実に順位をアップさせ(今週で5週連続チャートイン)、今週の総合2位を獲得した。さらに、3位にはいきものがかりの「プラネタリウム」が。オリコンウィークリーでTOPだった東方神起「呪文-MIROTIC-」は、ビルボードチャートでは初登場4位となっている。

さて今週の注目は、先週12位から6ランクアップで今週6位を獲得しているザ・スクリプト「うごかぬ想い~ザ・マン・フー・キャント・ビー・ムーヴド」。BARKSのTOPページでも動画で展開していたザ・スクリプト。全国30局のFM局パワープレイを獲得するなど、彼らのサウンドを耳にして、よさを知ったというファンも多いことだろう。

UKチャートで2週連続1位を獲得したデビューアルバムは、すでに30万枚のセールスを突破と、この脅威の新人バンドは、音に肥えた洋楽ファンに確実にヒットするはずだ(現にBARKSスタッフの何人かも、彼らのサウンドの虜になっている)。国内盤デビューアルバム『スクリプト』が今週リリースされるので、来週以降のチャートで彼らの名前がTOP上位に食い込んでくるのは必至だ。

THE SCRIPT デビューアルバム特集
「TABOO」に打ち勝ったポルノ──今週のビルボードチャート(2008.10.15掲載)
ビルボードジャパン
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