井上雄彦「リアル」とコブクロ「時の足音」がコラボ

ポスト
10月29日(水)、井上雄彦「リアル」とコブクロ「時の足音」のコラボがスタートする。

集英社『週刊ヤングジャンプ』にシリーズ連載中の井上雄彦「リアル」VOL.8と、コブクロのシングル「時の足音」が10月29日(水)に同時発売となるが、これらを購入した方の中から応募抽選で、イベント招待、オルゴールのプレゼントが用意されている。

●リアル×コブクロ・スペシャルイベント
2008年12月28日(日) @都内某所
出演:井上雄彦、コブクロ
※150組300名招待
●特製オルゴール
※150名にプレゼント
※井上雄彦描き下ろしイラストを含む計5枚のポストカードが封入。もちろんオルゴールの楽曲は「時の足音」

「リアル」の作者、井上雄彦とコブクロという異種コラボは、「リアル」の担当編集者がコブクロのアルバムを手にした事から始まったという。

「リアル」と「コブクロ」は、ジャンルは違うとはいえ、考え方、台詞、歌詞、方向性、そして何よりもファンへの愛情など驚くほどの共通点があることに気付き、そこが当コラボのスタート地点となった。初めこそ、スタッフからの提案だったものの、徐々にお互いクリエイターとしての考え方や表現の仕方に共感していくなかで、<井上雄彦 最後のマンガ展>を見たコブクロが受けた衝撃、そして、あるライヴで井上雄彦の胸に響いたコブクロの歌声が、両者の距離を急激に縮めていくことになる。

そして、井上雄彦とコブクロが顔合わせを果たしたことにより、さらに互いが意気投合することとなり、今回のコラボが実現することになったのだ。

“今回のコラボの話を聞いてから、「とにかくコブクロを聴き倒すぞ!」と車の中でずっと聴いていたんです。正直言って、なぜ漫画と音楽がコラボするのだろうと不思議だったんですよ。担当編集から「共通点を感じるからです」と言われていたんだけど、その言葉の意味が聴き倒したことでわかってきたんです。今やコブクロが自分の中でかなりの部分を占めているほどです。会って話してみてからは、思い通りの人たちだな、と。普通の感覚の持ち主とでもいうんでしょうか?そんな風に感じました。あと…黒田君がでかくてビックリしました(笑)。”──井上雄彦

“井上さんの作品と、僕等の音楽のクロスする部分を感じてくださったスタッフの方のその想いをきいた時、とても嬉しかったです。「僕等にも、何か出来る事はないかな?」と考えた、いろんなアイデアが、ひとつずつ実現していき、びっくりしています。井上先生が「時の足音」を聴きながら描いて下さった、一枚の絵は、一生の宝物です。今を生きる事への教科書のように、井上先生の作品を読んでいる読者の方が、沢山いると思います。僕等もその一人です。大人になっても、誰かが教えてくれなきゃわからない事が「リアル」には詰まっています。モノ作りの大先輩として、心から尊敬している方です。”──コブクロ
◆「リアル」×「コブクロ」コラボレーション特設WEBサイト
●写真(C)細野晋司
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