ジャック・ホワイト「007のテーマ・ソングにプレッシャー」

アリシア・キーズとともに最新007映画『Quantum Of Solace』のテーマ・ソング「Another Way To Die」を制作したジャック・ホワイトが水曜日（10月29日）、ロンドンで開かれた同映画のプレミアに出席した。

エイミー・ワインハウス、ビヨンセ、ダフィーなどさまざまなアーティストが候補に挙がった中、射止めた座。ホワイトはプレッシャーを感じていたという。彼はBBCにこう話している。「ものすごいプレッシャーだったよ。30年も40年も続いてきた、パワフルで感動的で名曲となる（テーマ）曲の流れに続けっていうんだからな。パワフルって以外、どんな方向に進んだらいいのかわからなかった」

ホワイトとキーズのコラボは“パワフル”がキーポイントだったようだ。「パワフルっていうのだけを追い求めた。自分が観客の1人だとしたら、ノックダウンされるほど強力なやつだ」

その結果、自作の曲と映画のコンビネーションに満足しているそうだ。「うまく（映画に）適応してる。（映画のためだけに）あのトラックを作ったんだ。ビデオのためでもなければ、ラジオで流すためでもない。このためだけに作ったんだから、そこ（映画）で1番かっこよく聴こえるのは当然だ。満足してるよ」

ホワイトはまた、007テーマ・ソング史上、初の男女デュエットとなったことにも満足しているようだ。「名誉なことだよ。そのことについては、アリシアもエキサイティングしてると思うよ」

『Quantum Of Solace』は今週木曜日（10月30日）に英国で公開。日本では2009年1月の上映が予定されている。ホワイト＆アリシアのコラボ「Another Way To Die」は先週デジタル・リリースされた後、11月初めにCDでリリースされる。
◆iTunes Store ホワイト＆アリシア「Another Way To Die」（※iTunesが開きます）

Ako Suzuki, London