こ、これはまずい。コールドプレイ『美しき生命』の続編がリリースされることになったのだが、なんとこれが世界25万枚の限定、日本生産に至ってはたったの1万枚の超限定なのだ。

そもそも『美しき生命』は700万枚以上の売上げを記録し、2008年世界で一番売れているアルバムとして今もなお記録を更新中である。そんな『美しき生命』制作段階で、コールドプレイは数多くの楽曲を生み出していたのだが、日常に聴けるサイズのCDにしたい、というバンドサイドの意向から全10曲約46分の作品に集約され『美しき生命』としてリリースされたというのが、その真相だ。

▲『プロスペクト・マーチ』
▲2009年1月リリースの2枚組完結盤
その際彼らのアイディアとしてあったのが続編のリリース。それが限定生産となる『プロスペクト・マーチ』なる作品である。セッションで生まれた新曲6曲とJay-Zをフィーチャーした「ロスト+」(Jay-Zリミックス)、新たにミックスされた「ラヴァーズ・イン・ジャパン」(Osaka Sun mix)の全8曲が収録される予定だ。

発売は2008年12月17日。どう考えても予約必須である。

とは言え、2009年1月には『美しき生命』と『プロスペクツ・マーチ』の2枚組完結盤がリリースとなる。これこそが、コールドプレイが望んだ作品の形なのだ。『美しき生命』を前章とするロックアートが遂にその全貌を明らかにすることになる。『美しき生命』と『プロスペクツ・マーチ』で1つの作品として完結したいというアーティストの意向により、『プロスペクツ・マーチ』のみのリリースが限定生産となっていることを理解いただきたいところ。要するに、『美しき生命』を聴かずして『プロスペクツ・マーチ』だけを聴くような状況を避けたいということなのだろう。

『プロスペクツ・マーチ』のジャケット写真も、『美しき生命』同様ドラクロア作「ポワティエの戦い」(1356年フランスで起こった百年戦争の一環)を起用。『美しき生命』のジャケットは、『民衆を導く自由の女神』(1830年起こったフランス7月革命がテーマ)であった。
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