ザ・キンクス、再結成に向け、新曲を制作

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1960年代、ザ・ビートルズやザ・ローリング・ストーンズと共に(第1次)ブリティッシュ・インヴェイジョン旋風を巻き起こしたザ・キンクスがニュー・トラックの制作を始めたそうだ。この数ヶ月、再結成の可能性が噂されていた彼らが最後にオリジナル・スタジオ・アルバムをリリースしたのは'93年(『Phobia』)。ラスト・パフォーマンスは1996年となる。

フロントマンのレイ・デイヴィスは、BBCニュースにこう話したという。「あれこれ、始めてるよ。でも、まだクオリティを判断するには早いな」本格的なリユニオンは、新曲の出来によるようだ。「いい音楽ができるか次第だ。いい新曲が必要だ」ただ昔の曲をプレイする再結成は望んでいないようだ。

デイヴィスは若手のアーティストとのコラボを検討中だという。レイザーライトのジョニー・ボーレル、スノウ・パトロールなどがその候補だが、有名無名にこだわらず、新しいアーティストとタグを組みたいそうだ。「ジョニーとは何かやりたいって思ってる。でも、新しいバンドも見つけたいんだ。無契約(のアーティスト)でもいい。俺はいつもアンダードッグが好きなんだ」

ザ・キンキスの再結成は、2004年、脳卒中により倒れたレイ・デイヴィスの弟デイヴの健康状態によると言われていたが、もう問題はないようだ。

ザ・キンクスは1964年、リトル・リチャードのカヴァー「Long Tall Sally」でデビュー。3rdシングル「You Really Got Me」が世界中で大ヒットした。バンドは何回かメンバー・チェンジを繰り返しており、新たな活動にデーヴィス兄弟以外誰が参加するのかは明らかにされていない。

Ako Suzuki, London
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