エリック・マーティン、“一夜限り”の『MR.VOCALIST』スペシャル・ライヴ

ツイート
エリック・マーティンが11月26日にリリースするアルバム『MR.VOCALIST』を記念して、一夜限りのシークレット・スペシャル・ライヴを行なうという。2009年3月4日に都内某所で行なわれるというこのイベント、ラッキーなCD購入者等を対象にしたものだ。

2004年、B'z松本孝弘のソロ・プロジェクトTMGのヴォーカリストとして活躍後、子供の誕生を機に家庭を優先し音楽シーンと距離を置いていたエリック・マーティンだが、2008年に放つ彼の最新作は日本の邦楽女性ヴォーカリストのバラード・ヒット曲をカバーしたという『MR.VOCALIST』だ。

子供が4歳になったことを期に再び音楽活動を決意したエリックが思ったことは、活動再開にあたってまずは日本に唄を届けたいということだったという。彼は「大好きな日本のファンのために今、僕ができることはないだろうか?」と日本のスタッフに相談した。

「MR.BIGを聴いていた日本のファンが当時聴いていたヒット曲、そしてエリックが不在だったこの4年間にヒットした日本の曲をエリックが今歌うことで、“当時の絆、そして活動を休止していた4年間もその絆は変わっていない”というファンとの絆の証を“贈り物”にしてみては、どうだろう」という日本のスタッフからの提案から、エリックの再出発テーマが決まったようだ。

『MR.VOCALIST』でカバーされた曲は、全て女性の作品だ。異性の作品をカバーすることで新たな魅力が楽曲に吹き込まれヒットに結びつく作品が多い中で、「エリックの広いボーカル・レンジとハスキー・ボイス、何より世界トップ・クラスの歌唱力だからこそ歌える最高のカバー・アルバムを作ってほしい」というのが、日本のスタッフ陣からの願いだった。結果、MR.BIG結成の年(1989年)から、MR.BIG解散(2002年)~ソロ(2002年)~TMG(2004年)までの活動時期を中心に、エリック不在の間にリリースされヒットした楽曲をも加えた個性豊かなラインナップが用意された。

エリックは、それらのオリジナル曲を聞き、「どの曲も素晴らしい。日本のバラードは、アメリカのバラードと違って独特のメロディとハーモニーがあり、いろいろな色、まるでレインボーのようだ。これを僕の解釈で表現することで、新しい命を楽曲に吹き込むことができれば、“日本のファンへの最高の贈り物”になるかもしれない、是非チャレンジしたい」とレコーディングがスタート。

日本のファンへ再出発を表明する最高の贈り物を持ってエリックはシーンに戻ってきたのだ。『MR.VOCALIST』は11月26日発売。

そして2009年3月4日に都内某所で行なわれる“一夜限り”の『MR.VOCALIST』スペシャル・ライヴは、全国のHMV、新星堂、TOWER RECORDS、TSUTAYA RECORDS(一部店舗を除く)、山野楽器にて『MR.VOCALIST』を購入した方に、先着で応募ハガキがプレゼントされる。これに必要事項を記入し応募することで、抽選で125組250名が招待されるという。都内近郊の方は是非チャレンジを。

ERIC MARTIN/「MR.VOCALIST」
<カバー曲目>
1.PRIDE (リード・トラック)
作詞・作曲:布袋寅泰 English Lyric: Benny Driggs from translation Lica Cecato
(オリジナル=1996年)
2. ハナミズキ 
作詞:一青 窈 作曲:マシコタツロウ English Lyric: Suzi Kim & Hayley Westenra
(オリジナル=2004年)
3.あなたのキスを数えましょう
作詞:Ren Takayanagi 作曲:Hideya Nakazaki English Lyric: Gary Perlman
(オリジナル=2000年)
4. Everything
作詞:MISIA 作曲:松本俊明 English Lyric: Melinda Torrance
(オリジナル=2000年)
5. Precious
作詞:Kei Noguchi 作曲:Hayato Tanaka English Lyric: Seiji Motoyama
(オリジナル=2006年)ギターで、マーティー・フリードマン参加。
6.Time Goes By
作詞・作曲:五十嵐充 English Lyric: Amy Sky
(オリジナル=1998年)
7. M
作詞:富田京子 作曲:奥居香 English Lyric: Suzi Kim
(オリジナル=1989年=MR.BIG結成の年)
8.I Believe
作詞:絢香 作曲:西尾芳彦・絢香 English Lyric:Tim Jensen
(オリジナル=2006年)
9.雪の華
作詞:Satomi 作曲:松本良喜 English Lyric: Suzi Kim & Hayley Westenra
(オリジナル=2003年)
10. The Voice ~“Jupiter” English Version~
作詞:Andreas Carlsson 作曲:G.Holst
(オリジナル=2006年(日本語versionは2003年))
11. LOVE LOVE LOVE -ENGLISH VERSION-
作詞:MIWA YOSHIDA(Lyrical Assistance: RON SEXSMITH) 作曲: MASATO NAKAMURA
(オリジナル=2004年(日本語versionは1995年))
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス