髭(HiGE)、「初めから最高を出してくる奴はバカ」

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11月12日、14日、15日に東名阪にて、フジファブリックとのスプリット・ツアーを行なった髭(HiGE)。チケットがソールドアウトした12日のZepp Tokyo公演は、フジファブリックと髭(HiGE)のファンが会場を埋め尽くし、開演前から早くも熱気に包まれた。

◆髭(HiGE)ライヴ写真

いつもと変わらぬ調子で先に登場した髭(HiGE)は、「髭よさらば」でライヴをスタート。「黒にそめろ」「ドーナツに死す」とノリのいい曲で徐々に会場を暖めていく。須藤(Vo&Gt)は、「今日、ギターの音が大きいから、何やってんのかよくわかりません!」と言いつつも、「僕たちまだまだこんなもんじゃない。みんなもまだまだこんなもんじゃない」とファンを煽り、6曲目にはまだ発表されていない新曲「オーバーグランド、アンダーグランド」を披露した。

「初めから最高(な曲)を出してくる奴はバカだよ」「僕たちなんて「髭よさらば」で、すごく低いところからスタートしたしね(笑)」と、髭(HiGE)ならではのシュールなMCも炸裂。そして、10月22日に発売した最新シングル「夢でさよなら」を演奏後、「今日色んなものを失ったけど、ここから失った分を取り返す」と言って「寄生虫×ベイビー×ゴー!」「ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョーク」「ロックンロールと五人の囚人」と、さらに盛り上がるナンバーで畳み掛け、ラストは「電波にのって」で締めくくった。

フジファブリックのファンの中には、あまりにゆる~い雰囲気の髭(HiGE)のライヴに、最初驚いていた人もいたようだったが、ライヴが進むにつれ、ファニーでマイペースな彼ら独特のステージを楽しんでいたようだった。

◆髭(HiGE)オフィシャルサイト
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