ハイ・ファイヴ、東京公演が大好評

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現代にハード・バップ・スタイルのジャズを蘇らせるハイ・ファイヴが、11月16日から4日間、ブルーノート東京で計8回の熱いショウを見せた。

11月17日(月)のセカンド <> ・ステージはサックスのダニエルのソロをフィーチャーした「PASSION DANCE」でスタート。ファブリッツィオ・ボッソはトランペットとフリューゲル・ホルンの2本を使い分け、最新アルバム『ファイヴ・フォー・ファン』から「PANDAGURU」と「LIGIA」をプレイ。

「ON THE WAY HOME」のスピード感にも5人のコンビネーションは一糸乱れず、バンドの連帯感を感じさせる。全員が力を合わせた瞬間の力強さは1950年代のハード・バップ全盛の勢いを夢想させ、クール・ダウンした際には現代のクラブ・ジャズ界に強烈に受け入れられているのも納得のスムースなグルーヴを醸し出す。ウェイン・ショーターのカヴァー「アダムス・アップル」はもうひとりのフロントマン、テナー・サックスのダニエルによりスウィートなパフォーマンスで大きな拍手を浴びていた。その後フロアに現れたファブリツィオは、誕生日を迎えたオーディエンスに即席で「ハッピー・バースデー」を奏で、和やな夜となった。

アルバム1曲目の「ファイヴ・フォー・ファン」はこの日は演奏されなかったが、“曲目はその日の気分で、当日決めるんだよね”(ファブリツィオ)とのセリフ通り、“自由で楽しい現代のモダン・ジャズ”ぶりを発揮しているようだ。

演奏後の即席サイン会には毎回多くのファンが列をなした。10月19日に発売されたばかりの最新作『ファイヴ・フォー・ファン』日本盤は、ジャズファンはもとより、クラブ・ミュージックのファンなど幅広い音楽ファンに受け入れられている。
写真:矢部志保

◆iTunes Store ハイ・ファイヴ(※iTunesが開きます)
◆ハイ・ファイヴ・オフィシャルサイト
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