アデル「グラミーをもらうのは早すぎる」

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グラミー・アワーズでレコード・オブ・ザ・イヤー、最優秀新人賞など4部門でノミネートされたアデルだが、同賞をもらうのはまだ早すぎると感じているそうだ。デビュー・アルバムではなく、2ndもしくは3rdで手にしたいと考えている。

アデルはBBC 6ミュージックにこう話した。「オスカーもらうようなものでしょ。このレコードで獲るべきだとは思ってないわ。2ndか3rdが相応しいんじゃないかしら。オスカーだったら、絶好調の3作目や4作目でもらうものでしょ」

グラミーのことは考えるだけでドキドキするという。「もしもらえたら、とても重要なものになるわ。でも、そんなこと考えられない。ごめんなさい、心臓がドキドキしちゃうのよ。選ばれた嬉しいけど、アワーズなんて必要ないって気がしてる。もうすでに、みんなからの(アルバムへの)リスペクトに大仰天してるし大喜びしてるのよ」

アデルの「Chasing Pavements」はレコード・オブ・ザ・イヤー、ソング・オブ・ザ・イヤー、最優秀女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス部門にノミネートされている。

アデルは先週、BBC 6ミュージックのライヴ・セッションでポール・ウェラーとコラボ、ウェラーの「You Do Something To Me」、オールド・ブルース・トラック「Need Your Love So Bad」をデュエットした。アデルは、ウェラーと会うことに大緊張していたそうだ。「ものすごくナーバスになってたのよ。でも、すぐに彼がフツウの人だってわかった。難しい人だとか想像してたわけじゃない。でも、彼って本当にいい人だった。いきなりお茶入れてくれて、緊張がとけたわ」

一方のウェラーはアデルの大ファンだったそうで、コラボできたことに満足しているそうだ。「才能がある奴なら、誰とだって一緒にやりたいと思っている。「Chasing Pavements」の大ファンなんだ。2008年のお気に入りのひとつだ。だから(コラボできて)嬉しかったよ」

2人のコラボは現在、BBC 6ミュージックのサイト(www.bbc.co.uk/6music/shows/georgelamb/)で聴くことができる。

Ako Suzuki, London
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