スコットランドの議員「AC/DCのルーツを称えよう」

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一般にオーストラリア出身と称されるAC/DCだが、そのルーツはスコットランドにあるとのことで、スコットランドの議員がAC/DCが議会から正式に称えられるようキャンペーンをスタートした。バンドは70年代初めにオーストラリアのシドニーで結成されているが、アンガス&マルコム・ヤング兄弟はグラスゴー生まれ(1963年に家族とともにオーストラリアへ移住)、元フロントマンの故ボン・スコットはキリミューア(スコットランド/アンガス州)生まれだった。

<AC/DC, We Salute You(AC/DC、我々はあなた達に敬意を表します)>キャンペーンを始めたクリスティン・グレアム議員は、BBCにこう話してる。「スコットが、自分のアイデンティティに対し強い思いを抱いていたのは明らかです。腕には“Scotland Forever”というタトゥーをしていましたし、AC/DCのトラック“It's A Long Way To The Top”ではバグパイプをプレイしていました」「35年経った現在でもAC/DCは音楽の世界に貢献し、世界中のファンに楽しみを与えています。彼らは、故郷から公式に称えられて当然です」

2009年2月からヨーロッパ/UKツアーをスタートするAC/DCは、6月にグラスゴーで公演予定。グレアム議員は、この機会にバンドがスコットランド議会から何らかの形で名誉を与えられればと願っている。

Ako Suzuki, London
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