M-Audio、高解像度DSPリファレンス・モニターStudiophile DSM 1/2を発売

ポスト
エムオーディオ/アビッドテクノロジーは高解像度DSPリファレンス・モニターの「Studiophile DSM 1」と「Studiophile DSM 2」を1月10日に発売した。いずれもアナログおよび最大24ビット/192kHzの高解像度に対応するデジタル入力端子を装備、DSPベースのクロスオーバーマネジメントとEQも搭載している。

「Studiophile DSM 1」、「Studiophile DSM 2」はDigidesignのエンジニアとの協力関係のもとに開発されたモニターで、パワフルなDSPエンジンの搭載により複雑な4thオーダーのデジタル・クロスオーバーをコントロールする。

2ドライバー構成で、ウーファーはそれぞれ6.5インチ(DSM 1)、8インチ(DSM 2)のアルミニウム・コーン・ウーファーを採用、ブレークアップ・モードを通過帯域外とすることで歪みをアクティブに軽減、どのボリューム・レベルでも低域における最高レベルの解像度を実現。ツイーターはいずれも磁性流体冷却を採用したソフト・テトロン・ドーム1インチ・ツイーター。これらのドライバーと入念にマッチングされたパワー・アンプが42Hzから27kHzの幅広い周波数特性と驚くべきダイナミック・レンジを提供し、すべてのボリューム・レベルでオーディオを正確に再現できるとしている。

自分の部屋に合わせてスピーカーを調整できるのも大きな特徴。いずれのモデルも、背面のディップスイッチで高域/低域ロールオフやイコライザーの調整が可能だ。内蔵DSPで数多くの機能を処理することで、各スピーカーがスタジオの環境に合うように調整でき、条件の悪い音響環境でも空間や設置場所に適合するように最適化するのに役立ってくれる。

◆Studiophile DSM 1
周波数特性:42Hz-27kHz
LFドライバー:6.5インチ(165.1 mm) アノダイズ処理アルミ素材のコーン(ドーム無し)
HFドライバー:1インチ(25.4 mm) Teteronソフト・ファブリックのドームにはネオジム磁石と磁性流体による液体冷却
アナログ入力端子:XLRバランスと1/4インチバランス
デジタル入力端子:S/PDIFとAES/EBU
サイズ:325.5 mm×228.7 mm×261.5 mm
重量:7.5 kg
価格:92,400円※

◆Studiophile DSM 2
LFドライバー:8インチ(203.2 mm) アノダイズ処理アルミ素材のコーン(ドーム無し)
HFドライバー:1インチ(25.4 mm) Teteronソフト・ファブリックのドームにはネオジム磁石と磁性流体による液体冷却
アナログ入力端子:XLRバランスと1/4インチバランス
デジタル入力端子:S/PDIFとAES/EBU
サイズ:385 mm×270.3 mm×257.5 mm
重量:9.1 kg
価格:107,100円※

※価格は1本当たりの金額

◆エムオーディオ オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報