the pillows、初韓国ライヴ成功で今後はツアーも?

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2009年、結成20周年を迎えるthe pillowsの新たな歴史が韓国で刻まれた。

『新世紀エヴァンゲリオン』のガイナックスとProduction I.Gによる2001年リリースのOVA『フリクリ』。the pillowsが音楽を担当したこのアニメの世界的なヒットによって、the pillowsも知名度もまた一気に世界レベルへと拡大したというのは、the pillows、そしてフリクリファンならば周知の事実だろう。

そんなthe pillowsが、かねてよりファンから熱望されていた韓国でライヴを行なった。2009年1月17日、満員500名で埋め尽くされたソウルV-HALL。the pillowsは山中さわお(Vo)主宰の「DELICIOUS LABEL」のイベント・ライヴ<the pillows ~DELICIOUS BUMP SHOW in KOREA~ 2009/01/17>にトリとして登場。

“アニョハセヨ、コリア!”と山中が叫ぶと、その登場を待ちわびたオーディエンスも大興奮。たたみかけるように披露された「Ride on shooting star」や「ハイブリッド・レインボウ」など彼らの代表曲では、山中の声が聞こえない程の大合唱が巻き起こり、初めての韓国ライヴとは思えないほどの一体感が会場を覆いつくす。

大歓声の中、突入したアンコール。スローな名曲「ONE LIFE」では、何と初めから最後まで日本語の大合唱。そしてthe pillowsファンのアンセムソングとなっている「LITTLE BUSTERS」では全員が拳を突き上げ、“カムサハムニダ!(ありがとう)”の声が交差するという熱狂ぶり。誰一人として去るものがいない会場からの、さらに大きなアンコールの声に予定外のダブルアンコールとして「Funny Bunny」を熱唱。約1時間、17曲にわたって繰り広げられたライヴは幕を閉じた。

公演後、興奮が冷めやらぬ会場では、TシャツやCDを買い求めた大勢のファンからのサイン攻めに収集がつかなくなる一幕も。サインを待つ列からは “10年the pillowsを待ってたんだ!” “ツアーに来てくれっ!” と熱いリクエストが次々と投げかけられ、アメリカ同様、韓国でのツアーの実現を予感させた。

the pillowsは1月28日にライヴDVDをリリースしたのち、2月には東名阪でアンプラグド・ツアー<the pillows 20th Anniversary LATE BLOOMER SERIES 02>を実施。the pillowsは、2009年もアクティヴに転がり(Rock'n Roll)続ける。


◆ライヴDVD『PIED PIPER GO TO YESTERDAY』の情報
◆the pillows オフィシャルサイト
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