西田昌史(EARTHSHAKER)、寺田恵子(SHOW-YA)、二井原実(LOUDNESS)が、それぞれ一文字ずつ寄せた新ユニット、西寺実(にしでらみのる)。笹路正徳をプロデューサーに迎え、70~80's邦楽の名曲をカバーした渾身『ふぞろいのロックたち其之壱』のアルバムを2月11日を発売、2月10日には東京渋谷DUOにて全国10ヵ所を回るツアーをスタートさせた。

◆西寺実、涙あり笑いあり感動あり ~写真編~

ライヴでは、アン・ルイス「あゝ無常」、レベッカ「フレンズ」などをはじめとしたアルバムに収録された屈指の名曲に加え、各々のバンドの代表曲をも披露、合わせて18曲を熱唱した。

CDジャケット同様、着物姿の3人がステージに登場。1曲目はアルバムリードトラックの「あゝ無情」(アン・ルイス)。寺田恵子のヴォーカルが時に激しく鮮烈に、時に艶かしく迫ってくる。実にエロうまい。2曲目は「気絶するほど悩ましい」(CHAR)、マーシーのヴォーカルはスルリと難なく心の琴線に滑り込んでくる。「ボヘミアン」(葛城ユキ)は、このユニットのムードメーカー、盛り上げ隊長の二井原実。

このように、交互にリードヴォーカルを替えながら他の2人はコーラスに徹したり合いの手を入れたりと、西寺実の息はぴったりで、エンターテイメント性の高いステージを披露するものの、実は3人ともに長いバンド人生でコーラスをやるのは初めてなのだという。

そして圧巻の第二部に突入。15分の休憩を入れて始まったその世界はまさにアラフォー世代直撃。魂の共鳴率120%のステージ会場に流れ始めたギターの寂しげなイントロ、あのアルペジオはシェイカーの名曲「MORE」。一挙に観客たちが立ち上がって歓喜の声をあげる。ジャパンメタル史上屈指の名曲のオンパレードを畳み掛けるように、惜しみなく熱唱する西田昌史、寺田恵子、二井原実。

涙あり、笑いあり、感動あり。約2時間のライヴは、日本を背負ってきた3人のヴォーカリストの、粋で、自信たっぷりで、しかも自分たちが一番楽しんでた姿が印象に残るステージとなった。

西寺実が届けてくれる感動は、様々なタイミングでいろんな角度からやってくる。百戦錬磨の3人衆が結束したステージが、通り一辺倒のはずもなし。日本のロックを背負って、モンスター西寺実が日本全土を攻めはじめた。

2009年2月10日 渋谷DUO
第1部
1.あゝ無情(アン・ルイス)
2.気絶するほど悩ましい(CHAR)
3.ボヘミアン(葛城ユキ)
4.キャンディ-(原田真二)
5.裏切りの街角(甲斐バンド)
6.フレンズ(レベッカ)
7.月のあかり(桑名正博)
8.私は泣いています(りりィ)
9.スローバラード(RCサクセション)
第2部
10.MORE(EARTHSHAKER)
11.Let It Go(LOUDNESS)
12.私は嵐(SHOW-YA)
13.RADIOMAGIC(EARTHSHAKER)
14.限界LOVERS(SHOW-YA)
15.Crazy Night(LOUDNESS)
16.私は風(カルメンマキ&OZ)
En
17.みんなの願いはただひとつ(有山淳司と上田正樹)
18.たどりついたらいつも雨ふり(モップス)

<「西寺実」公演 ~日本全国膝栗毛 大江戸拠り見参~>
●2月10日(火)渋谷 DUO MUSIC EXCHANGE
[問]サンライズプロモーション東京 0570-00-3337
●2月28日(土)仙台 MA.CA.NA
[問]ジー・アイ・ピー 022-222-9999
●3月6日(金)松山 キティホール
[問]デューク松山 089-947-3535
●3月7日(土)高知 BAY5 SQUARE
[問]デューク高知 088-822-4488
●3月19日(木)大阪 Shangri-La
[問]Shangri-La 06-6343-8601
●3月20日(金)札幌 cube garden
[問]ミュージック ファン 011-208-7000
●3月22日(日)稚内 STUDIO CHARISMA
[問]STUDIO CHARISMA 0162-23-2344
●3月27日(金)名古屋 ElectricLadyLand
[問]ELL 052-201-5004
●4月3日(金)福岡 DRUM Be-1
[問]つくす 092-771-9009