SWEET BLACK feat. MAKI GOTO、スタイリストが語る「Fly away」PV衣装

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mixi発の20代女性向けプロジェクト「SWEET BLACK」とのコラボレーションに加え、ravexの作品にフィーチャリングヴォーカルとして参加、さらに2009年3月7日に行なわれる史上最大級のファッションフェスタ<第8回 東京ガールズコレクション(TGC)>にゲストモデルとして出演決定と、音楽を中心に活動の幅を広げている後藤真希。

前回予告したとおり、今回はSWEET BLACK feat. MAKI GOTO「Fly away」のPV映像で後藤真希が身に着けている衣装について、スタイリストの松田晃斉 氏(まつだ こうせい / D&N PLANNING 所属)の解説を紹介しよう。ちょうどSWEET BLACK feat. MAKI GOTOのバックステージに迫ったWeb番組「Unrecorded ~好きなうたで生きていく~」の最新第4回が、打ち合わせから深夜まで及んだ「Fly away」PV撮影終了までを映しているので、その映像と、さらにYouTubeの「avexnetwork's Channel」で観ることができるPV映像本編とともに楽しんでいただきたい。

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SWEET BLACK feat. MAKI GOTO「Fly away」PV映像における衣装解説

■ 白いドレス 
ブランド名:SUZUKI TAKAYUKI
後藤真希の鎖骨ライン・肩甲骨のラインの美しさをひきたてるために、本人と話し合いの末、肩紐のないタイプのものをチョイスしました。後藤真希の体に合わせるために、全体を7センチほど縮め、胸のレースも5センチほど足しました。

■ 安全ピン付きコ-ト
ブランド名:KAMISHIMA CHINAMI
今回のコレクションのインスピレーションのもととなっているのが、アフリカ。
そしてこの安全ピンで表現しているのは、サバンナの大地で動物の群集が大移動する様子を、空から見た角度で表現しています。
動物の群集が集まって走り抜けていく感じです。
安全ピンは、1万8千本を使い、2週間かけてひとつひとつ、絵を描く様につけていきました。
立体的に表現する為に、ひとつひとつの安全ピンが力強くたつような工夫がなされています。
このコートに関してはコレクションピースとして作っているため、市場には出ない一点モノであり、値段もつけようがない状態。

■ ベスト(ダンス時、ジャケットの肩にコーディネートしているもの)
ブランド名:KAMISHIMA CHINAMI
人が持つアフリカンなイメージをモダンに表現したいという思いが強く、自然の素材ではなく、人が作り出したケミカルな素材を用いています。
素材は、梱包資材のプラテープ (俗にスズランテープ)で、2週間かけて、ひとつひとつのフサのパーツを手作業で作りつなぎ合わせています。
部分で見え隠れするイエローの部分は、ハイグレードのシルクリボンも使用してます。

■ 仮面
何パタ-ンか登場する仮面はアンティーク物で、スタッズの仮面と芝生の仮面はスタイリストオリジナル。黒のレースはかなり古いアンティークレースで、柄や形が上品なすごく珍しいアイテムです。

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「Unrecorded ~好きなうたで生きていく~ #4」のベッドのシーンで“でちゃった”時に身につけていたドレス。10kg近くあるというコート。気温1℃というこの冬1番の寒さと強風の中で撮影されたダンスシーンでのベスト。そして印象的な仮面の数々…。「Fly away」の衣装だけをとってみても、後藤真希と曲のコンセプトを伝えるために、さまざまなところからからさまざまなアイテムが用意され、使われているのを知っていただけただろうか。

ところで、金原ひとみの書き下ろし短編小説「マンボ」に続く「SWEET BLACK」STORY第2弾は、桜沢エリカの読みきり漫画。次回の記事では、このあたりの最新情報について紹介したい。

▼ Unrecorded ~好きなうたで生きていく~ #4「Fly away」編

▼ SWEET BLACK feat. MAKI GOTO / Fly away Web用スポット


◆後藤真希 オフィシャルサイト
◆SWEET BLACK(※mixiアカウントが必要です)
◆iTunes Store ravex「Golden LUV feat.MAKI GOTO」(※iTunesが開きます)
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