GReeeeN、ケツメイシ…最新「結婚式で使いたいBGM」に異変あり?

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結婚式、披露宴を行なう際に新郎新婦がこだわるポイントのひとつ、BGM。最新の結婚式用BGMとしてどんな曲が支持されているのだろうか。「フィルムワークス」を運営する有限会社ディー・エー・ティーが、同社会員を対象に毎年行なっている「結婚式・披露宴で使いたいBGM」調査の2008年冬版の結果を発表した。一般的な披露宴の進行に沿って紹介しよう。

◆2008年冬・「結婚式・披露宴で使いたいBGM」調査結果(TOP3まで)

まずは新郎新婦の入場だ。入場の際に使用したい曲のトップは、安室奈美恵「CAN YOU CELEBRATE?」。2008年再ブレイクした安室ちゃんの、結婚式の定番曲ともいえるこの曲が、結婚式の王道メンデルスゾーンの「結婚行進曲」を抑えて支持を集めた。

続いて行なわれるのが乾杯。乾杯のBGMとして流したい曲の1位を獲得したのは、こちらも定番の長渕剛「乾杯」。新郎新婦の新たな門出を祝う曲として、新郎もしくは新婦の父親が披露宴の余興に歌ったという思い出を持つ人も多いことだろう。また、2位と3位には、ウルフルズの「バンザイ~好きでよかった~」「ガッツだぜ!!」がそれぞれランクイン。宴会での喜びを爆発させる曲としてもウルフルズの曲は人気が高いようで、特に「バンザイ~好きでよかった~」は、2007年夏、2007年春の結婚式BGM調査でも乾杯の曲ランキングの2位を獲得している。

乾杯が過ぎると、ここでプロジェクターで映し出されるのが、プロフィールビデオだ。新郎新婦の子供の頃から、ふたりが出会い、そして愛を育むまでが映し出され、出席者の誰もがほのぼのする瞬間だ。プロフィールビデオ上映時のBGMとして最も支持を集めたのが、小田和正の「たしかなこと」。明治安田生命の企業CMソングとしても使われたこの曲。CMのイメージもあってか、ふたりの思い出を記録した映像と小田和正の優しい歌声の組み合わせは人気が高く、2007年春のランキングでは「言葉にできない」が1位を獲得している。また、写真をモチーフにした曲ということで、コブクロのブライダルソングの定番「永遠にともに」の両A面ソングだった「Million Films」が2位にランクインしている。

プロフィールビデオのエンドロールで流したい曲として、ケツメイシの「出会いのかけら」や大ヒットしたTBS系ドラマ『ROOKIES』の主題歌だったGReeeeNの「キセキ」など、2008年リリースの新しい曲が顔をそろえる中、最も支持を集めたのが、Bank Bandの「糸」。互いの心を糸にたとえた、中島みゆきのこの曲。Bank Bandでヴォーカルをとる櫻井和寿自身も心を打たれカヴァーを決めたということで、日本テレビ系『誰も知らない泣ける歌』でも紹介された。今後各地の結婚式でも使用されることが増えるのではないだろうか。

宴のクライマックスを経て、最後、新郎新婦が退場する際のBGMとして人気を集めたのは、DREAMS COME TRUEの定番ウェディングソング「LOVE LOVE LOVE」だ。また、2位には、メンバーのDJ KOHNOの結婚を祝って極秘に作ったケツメイシの「幸せをありがとう」が、3位にはGReeeeNの「愛唄」が入った。

というわけで、結婚式定番曲の中に、GReeeeN、ケツメイシといったアーティストの楽曲が食い込んできた2008年冬の「結婚式・披露宴で使いたいBGM」調査。近々に式のご予定がある方々は、ご参考にしてはいかが?

◆フィルムワークス・ウェブサイト
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