J・スクワイア、アートでストーン・ローゼズ再結成を否定

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元ストーン・ローゼズのギタリスト、ジョン・スクワイアが、アート作品においてバンドを再結成する意志がないことを表明した。

スティールでできたこの作品には、「I HAVE NO DESIRE WHATSOEVER TO DESECRATE THE GRAVE OF SEMINAL MANCHESTER POP GROUP THE STONE ROSES(何があっても、偉大なマンチェスターのポップ・グループ、ストーン・ローゼズの墓の神聖を汚す気はない)」と記されている。「18.03.09(2009年3月18日)とも入っており、ストーン・ローゼズの再結成ツアーが決まったとの報道が流れた直後に作られたものとみられる。ただの声明文よりインパクトも重みもあり、リユニオンを期待していたファンに留めを刺した。

作品はスクワイアのサイト(Johnsquire.com)で見ることができる。

再結成はないものの、プロデューサー、ジョン・レッキーによりリマスターされたデビュー・アルバム『The Stone Roses』(1989年)のデラックス・アニバーサリー・エディションが6月にリリースされる予定。

同作品のアルバム・カヴァーもデザインしたスクワイアは、現在、ミュージシャンよりアーティストとして活躍しており、最近ではベック、ダフィー、フランツ・フェルディナンドらが参加したWar Childのチャリティ・アルバム『Heroes』のカヴァーも制作。

先月ロンドンで開かれたスクワイアの展示会は、この後、マンチェスター近くのオールダム、オーストリアを回った後、日本に上陸。11月にTokyo Hipsters Clubで開かれるという。
◆ジョン・スクワイア・オフィシャルサイト(海外)

Ako Suzuki, London
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