メロディ・ガルドー、心の琴線に触れる奇跡の輝きを放つジャジーな歌姫

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20代前半という若い年齢ながら、いま最も脂が乗り切って充実した音楽人生を送っているジャズシンガー、メロディ・ガルドーが待望の最新アルバム『マイ・オンリー・スリル』を4月8日にリリースする。

このアルバムは、プロデューサーに巨匠ラリー・クラインを迎え、壮大なストリングス・アレンジを担当したのは米コネチカット州出身の作曲家兼編曲家、ヴィンス・メンドーザ。柔らかく心に染み入るチャーミングなメロディのに歌われる楽曲は、まるで映画サントラのように、風景が目に浮かんでくる。

メロディは19歳のときに交通事故に遭い、背骨を含む数箇所の複雑骨折、神経、頭部も怪我をするなどの重傷を負い、生命の危機に曝されながら一年間寝たきりの生活を送った。彼女がいつもサングラスをかけているのは、この事故の後遺症である視覚過敏のためだ。リハビリとして始めた音楽セラピーによって曲を書き始め、ベッド脇のポータブル・マルチトラックでレコーディングしたことが、ミュージシャンになることへのきっかけとなった。

静かでクールななかに熱いソウルの感じられる彼女の音楽は、瞬く間に話題になり幅広い人気を獲得。デビューアルバム『夜と朝のはざまで』は、類稀なる才能の持ち主として絶賛された。そして満を持して発表されのが、今回の作品『マイ・オンリー・スリル』だ。ボーナストラックを含んで13曲収録された楽曲は、「虹の彼方に」を除いてすべてメロディ・ガルドー自身の作品。ジャズやブルーズなどのジャンルの壁を軽々と超え(いわゆるJazzy not Jazz)、聴くものの心に直に届くクリスタルヴォイス。その力がほどよく抜けてリラックスした歌声、特にタイトル曲である「マイ・オンリー・スリル」での説得力は素晴らしく、いつまでも耳に残る媚薬のようだ。

そのメロディ・ガルドーが、日本でショーケースライヴを行なう。4月13日(月)に恵比寿リキッドルームにて、一夜限りのプレミアム・ショーケースだ。彼女の声に魅入られたなら、絶対に見逃すことのできないものになるだろう。

<CD情報>
『マイ・オンリー・スリル』
UCCU-1186 \2,300(tax in)
2009年4月8日リリース
01.ベイビー・アイム・ア・フール
02.イフ・ザ・スターズ・ワー・マイン
03.コンフォート・ミー
04.ユア・ハート・イズ・アズ・ブラック・アズ・ナイト
05.秘密の恋人
06.アワ・ラヴ・イズ・イージー
07.レゼトワール~流れ星
08.ザ・レイン
09.マイ・オンリー・スリル
10.心の奥深くに
11.虹の彼方に
12.イフ・ザ・スターズ・ワー・マイン (オーケストラver.)
13.プリテンド・アイ・ドント・イグジスト(BONUS TRACK)

<来日ショーケース>
日時:2009年4月13日(月)
開場:18:30 開演:19:30
場所:恵比寿リキッド・ルーム
東京都渋谷区東3-16-6TEL: 03-5464-0800
◆来日ショーケースご招待応募ページ

◆iTunes Store メロディ・ガルドー(※iTunesが開きます)
◆メロディ・ガルドー レーベルサイト
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