元トーキングヘッズのフロントマン、デヴィッド・バーンが、ファットボーイ・スリムとのニュー・アルバムが完成間近であることを明かした。この作品は、フェルディナンド・マルコス元フィリピン共和国大統領の未亡人、イメルダ夫人の人生をテーマにしたコンセプト・アルバムになるという。

プロジェクト名は、Here Lies Love。デヴィッド・バーンがBBC 6ミュージックに語ったところによると、「それぞれの曲で別のシンガーがフィーチャーされる」そうで、Santigold(サントゴールドから改名)、トーリ・エイモス、エイミー・ワインハウスのバック・ヴォーカリストだったシャロン・ジョーンズ、UKのソウル・シンガー、アリス・ラッセル、アイルランドのシンガー・ソングライター、ロワザン・マーフィーらが参加しているという。

バーンは2008年秋、同アルバムについて『Interview Magazine』にてこう話している。「リサーチしてて、彼女のことだけじゃなく、彼女を育てた女性(Estrella Cumpas)についてのストーリーがあることも発見したんだ。並行線をたどる彼女たちの人生、どうして疎遠になってしまったのかなんてことがね」

デヴィッド・バーンとファットボーイ・スリムはこのプロジェクトにすでに数年費やしており、『Here Is Love - A Song Cycle』として2006年から現在までに4回ほどライヴ・パフォーマンスが行なわれている。

デヴィッド・バーンは現在、ロンドンのロイヤル・フェスティヴァル・ホールで開かれているEtherフェスティヴァルで、ブライアン・イーノとパフォーマンス中。両者は2008年、27年ぶりにコラボ『Everything That Happens Will Happen Today』というアルバムをリリースした。ステージでの共演に先駆け行なわれたインタヴューで、バーンは同アルバムのトラックのほかトーキング・ヘッズ時代のコラボ曲もパフォーマンスする予定だと話している。

Ako Suzuki, London