flumpool、手塚治虫原作の映画『MW-ムウ-』主題歌に大抜擢

ツイート
2月からスタートした初のワンマン・ツアーが各地で完売、7月から行なうホール・ツアーのチケットも争奪戦となったflumpoolの勢いがまだまだ止まらない。今夏公開の映画『MW-ムウ-』に大抜擢されたのだ。

『MW-ムウ-』は、ストーリーの衝撃度ゆえに映像化不可能といわれてきた手塚治虫原作の問題作で、このほど手塚治虫の生誕80周年を機に映画化が決定。主演は、人類滅亡のシナリオを描く美しきモンスター・結城美智雄に玉木宏。手塚コミック史上屈指の怜悧で美しいダーク・ヒーローに扮した彼が凶悪犯罪を鮮やかに遂行していく姿は、悪魔にも堕天使にも思える。そして、結城と魂の絆で結ばれている神父・賀来(ガライ)裕太郎役の山田孝之は、善と悪の狭間で苦悩する神父を静かに熱演している。

flumpoolがこの主題歌のために提供した楽曲「MW 〜Dear Mr. & Ms. ピカレスク〜」は、彼らがインディーズ時代から大切にあたためてきた作品。今回、映画の世界観を反映させるために主要なメロディを残して再構成、リアレンジし、作品を見て刺激を受けたヴォーカル/山村隆太が新たに詞を書き下ろして生まれ変わった。いままでのflumpoolとは違う、新しい魅力に触れられる楽曲だという。

現時点では、「MW 〜Dear Mr. & Ms. ピカレスク〜」の発売日等の詳細は未定。映画『MW-ムウ-』は2009年7月4日(土)丸の内ルーブル他で全国ロードショー公開される。

『MW-ムウ-』
2009年7月4日(土)丸の内ルーブル他 全国ロードショー
●スタッフ
原作:手塚治虫 1976年9月〜1978年1月「ビッグコミック」(小学館)にて連載。
単行本 ビッグコミックス「MW」(小学館)全3巻/小学館文庫「MW」(小学館)全2巻/小学館叢書「MW」(小学館)全2巻/手塚治虫漫画全集「MW」(講談社)全3巻
エグゼクティブプロデユーサー:橘田寿宏
プロデューサー:松橋真三
監督:本仁志 「救命病棟24時」「野ブタ。をプロデュース」「女王の教室」「斉藤さん」
脚本:大石哲也 『デスノート』シリーズ(06)、木村春夫
音楽:池頼広
●キャスト
玉木宏(結城美智雄)/山田孝之(賀来裕太郎)/石田ゆり子(牧野京子) /石橋凌(沢木和之)/山本裕典(溝畑)/山下リオ(美香)
【STORY】
16年前、ある島の島民全員が死亡する事件が発生。
その事実は、政府の周到な隠蔽工作によって闇に葬られたが、生き残った二人の少年の存在があった。
真の地獄を背負わされたとき、人はそれでも心を失わずにいられるのか?
善と悪。光と闇。生き残った二人は正反対の道を選ぶ。
闇を生きた男:エリートサラリーマンの仮面を被り、天才的頭脳と美貌を武器に、巨悪への復讐(殺人)を冷徹に実行していく結城美智雄。
光を生きた男:神父となり、罪なき世を祈りながら、結城の犯罪を止めようと苦悩する賀来裕太郎。
やがて2人は、かつての島の惨劇の謎を紐解く鍵となる“MW”という記号にたどりつき、結城は大いなる復讐劇の最後のスイッチに手を伸ばした。賀来に結城の暴走を止めることができるのか?
復讐か、許しか。あなたが選ぶ、“正義”はどちらだ。
2009年。
世界はMWに冒される。

◆「MW-ムウ-」オフィシャルホームページ
◆flumpoolオフィシャルホームページ
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス