4月25日は尾崎豊の命日だが、この日を境に、また尾崎ムーブメントが再熱しそうである。

◆尾崎豊、ラスト・ツアーの未公開映像が見つかる ~写真編~

この日から放送開始となるのがau LISMOの新しいCMで、そこに登場するのは日本青年館のステージで歌う19歳の尾崎豊。同時に、これまで配信されていなかった尾崎豊の着うたフル(R)が、この日を境に、auにて配信開始となることも明らかとなった。配信楽曲のラインナップは未だ発表されていないが、どうやらこの日だけでも30曲程度はアップされるようで、念願の尾崎楽曲が遂に入手可能となる。

また、この配信開始を記念して用意されたスペシャル映像が凄い。auのユーザ特典としてauのオフィシャルサイトで公開となる映像は、1993年に行なった<BIRTH>ツアーの初日、横浜アリーナのライヴ映像から「Scrambling Rock'n' Roll」「僕が僕であるために」と、アルバム『誕生』のレコーディングの様子を捉えた貴重な映像シーンだ。

なにより、このライヴ映像、実は今回未公開映像を探していたスタッフが偶然見つけた、発掘お宝映像なのだ。<BIRTH>ツアーの最終日の模様はDVD『TOUR 1991 BIRTH YUTAKA OZAKI』としてすでに発売となっているが、初日の模様は、数曲の発売とテレビ放送があっただけで、ほとんどは手付かずのまま、ソニーレコードの倉庫に保管されていたのだという。

<BIRTH>ツアーは、彼が亡くなる前年に行なわれた56本に及ぶ大ツアーだが、5月20日の横浜アリーナは、約3年ぶりのツアーでありアリーナクラスの巨大ステージの初日ということもあって、尾崎豊は極度の緊張に見舞われていたという。その表情は映像を見ても明らかで、今回公開される「Scrambling Rock'n' Roll」「僕が僕であるために」の2曲はライヴの4、5曲目にあたるものだが、まだまだ緊張がほぐれない様子が見て取れる。

とはいえ、このような大きなステージを所狭しとギターを抱えて走り回るライヴシーン、鉄柵の乗り越えんばかりのパフォーマンスは、今を持って非常に貴重な映像であり、尾崎自身の極度の緊張と、熱い尾崎を心待ちにしていたファンの興奮が真っ向からぶつかり絡み合うその会場の空気感こそ、一世代を築き今もなお伝説として歌い継がれる尾崎パワーを感じうるものだ。

auでは尾崎豊の着うたフル(R)はさらに曲目も充実、次々と配信されていく模様。