平成生まれの新人バンドS.R.S、ビートルズの聖地キャバーンでパフォーマンス

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北九州小倉出身の新人バンドS.R.S.が、4月初めにザ・ビートルズ・ファンの聖地リバプールにあるキャバーン・クラブでパフォーマンスを行なった。異国からの新人というだけでなく、19歳にして快挙である。日本人の新人バンドがキャバーン・クラブでライヴを行なうのは極めて異例な事だ。

◆「Sometimes-B.C.-」試聴
◆「Sometimes-A.D.-」試聴

S.R.Sはザ・ビートルズの大ファン。ギグは、メンバーがキャバーン・クラブを訪問した際、彼らの音楽を気に入ったオーナーのデイヴ・ジョーンズ氏から「君たちなら、いつここでプレイしてもいいよ、何なら今夜でも」とのオファーを受け、急きょ決定したもの。満員のオーディエンスを前に、4月に公開となる映画『重力ピエロ』の主題歌でもあるデビュー・シングル「Sometimes」など3曲をプレイした。

その夜はザ・ビートルズ・ナイトということで、ザ・ビートルズのカヴァー・バンド/アーティストらがお馴染みのザ・ビートルズ・ナンバーのみをプレイし会場を盛り上げる中、S.R.Sは自作の楽曲で勝負。UKのオーディエンスにとって初めて聴く曲、しかも日本語であるにもかかわらず、そのノスタルジックでありながらもキャッチーなサウンドは暖かく迎えられた。大声援があがるだけでなく、踊り出す人々の姿も見られた。

彼らのマイスペースでは、4月22日からこのパフォーマンス映像を公開。また、キャバーンでのギグを含むS.R.Sのロンドン・リバプール旅行記がテレビ朝日系『ストリートファイターズ』にて4月30日から4週間にわたって放送される。

S.R.Sの音楽は、ボーカル山口の優しくも情感たっぷりの声と、どこか懐かしい臨場感のあるサウンドが特徴で、優しさの中に秘めた強さを感じさせる。彼らをプロデュースするのは、チャットモンチーや9mm Parabellum Bulletを手がけるヒットプロデューサー・いしわたり淳治。S.R.Sのメジャー・デビュー・シングル「Sometimes」は5月20日にトイズファクトリーからリリースされる。

収録曲の「Sometimes-B.C.-」は、映画『重力ピエロ』の主題歌に抜擢されており、リリースを目前に行なわれたレコチョクの先行配信においても、ロックうたの初登場ウィークリー2位に輝いており、2009年最注目バンドとしての片鱗を見せている。

『重力ピエロ』
4月25日(土)より宮城先行ロードショー
5月23日(土)よりシネカノン有楽町、
ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
配給:アスミック・エース
(C)2009「重力ピエロ」制作作委員会

◆S.R.S オフィシャルサイト
◆S.R.S レーベルサイト
◆重力ピエロ オフィシャルサイト
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