HYPS、現代の最高音質を求め、異例の究極3フォーマット発売

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女性パーカッショニスト:はたけやま裕のプロジェクトユニット:HYPSの最新作『Chaotic Planet』が、どうしようもなくキテル。前代未聞のプロダクトに、マジで?と驚くばかりだ。

◆『Chaotic Planet』全曲試聴

叩くものを何でも楽器に変えてしまう神の手を持つはたけやま裕だが、彼女が作り出す音楽世界をピアニッシモからフォルテッシモまで、渦巻くエネルギーの全てをパッケージ化するのだというのがことの始まり。

そのダイナミックな音世界をきちんとパッケージ化するのはどうしたらよいのか…その結果が、前代未聞の3種類のメディアにパッケージングすることだった。パッケージメディアとして現在望みうる最高最上のセットを選出し「SACD+LP+HQCD」の3つで1セットという、一般リスナーの許容範囲を完全に飛び越した仕様での発売となる。ほとんどのハイエンド・オーディオ・ファイルが用意しているインターフェイスに対応するメディア…しかも、アナログにはアナログ専用の、デジタルにはデジタル専用の、最高の録音とミキシングとマスタリングが施され、音の誕生であるレコーディングから、行動でのプレスにいたるまで、全ての工程で各々の職人がひたすら音への品質をこだわり抜くという、一貫した音への執着が貫かれた。こんな作品、これまで見たことがない。

ターゲットはずばりオーディオファイルだ。HYPSがスタジオ及びホールで演奏したものを同時に、デジタル方式(Pro Toolsなど)とアナログ方式(24chマルチトラックテープレコーダー)の2つの方法で録音をし、それぞれミックス/マスタリングまでアナログはアナログ、デジタルはデジタルにこだわり、SACD(STEREO&マルチトラック)(Hybrid)と30cmアナログレコードにそれぞれアウトプットした。

そしてHQCDはアナログマスターよりプレス。その音達は、デジタルシステムにとってもアナログシステムにとっても、オーディオ再生の楽しさを心から感じ取れる最高の鼓動を秘めている。そしてそれを空間に解き放たつことに成功したとき、はたけやま裕の世界がオーディオファイルの元に再現されるのだ。

突き抜ける高音、地響く重低音、濃厚/充実の中低域などあらゆるレンジを余さず音楽表現する、新感覚パーカッシブ・サウンドが、オーディエンスの手元まで初めて到達することになる。コンシューマに向けて作られた究極のサウンド・アイテム…2009年にしてエポックな作品の誕生だ。

<HYPS メジャーデビューアルバム『Chaotic Planet』発売記念ライヴ>
2009年5月26日(火)
1st/OPEN:17:30/START:19:00 2nd/OPEN:20:30/START:21:30
@渋谷JZ Brat Sound of Tokyo
[問]03-5728-0168 http://www.jzbrat.com/

HYPS『Chaotic Planet』
2009年5月8日(水)発売
PCCY-60010(SACD+Analog・Disc+HQCD) 18,900円[税込]
限定500セット
1.SACD (STEREO, Multi-ch)(Hybrid盤)音匠仕様
2.30cmアナログレコード 200g重量盤
3.HQCD (Hi Quarity CD)
◆はたけやま裕オフィシャルサイト
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