命のメッセージを歌うSA.RI.NA、チャート上昇中

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レコチョククラブうたでの配信で、初日から7日間デイリー1位を独走し、6月10日うたサイト、フルサイト共にウィークリーチャート1位に躍り出た、SA.RI.NA(サリナ)の勢いが止まらない。

1位独占のみならず、両サイトとも3曲もの作品が2位3位を含む10位以内にそれぞれランクイン、iTunesでもアルバム総合チャート最高位2位・レゲエアルバム/シングルチャートで1位を記録、大きな足跡を残しつつある。

そもそも今回の配信は、6月17日に発売する新人アーティストの1stアルバムからの先行配信というだけのこと。なぜこんなにも注目を集めているのか。

SA.RI.NAは、2006年よりコンピレーション作品にも多数参加をしており、中でもギャルの一大文化を築き上げた「ブチアゲ♂トランス」、レゲエ界の大御所たちと参加した女性ファッション誌とのコラボレーションアルバムなどから、既に若い女性から根強い支持を集めていたアーティストだ。小児施設でのボランティア経験をもとに書かれた「Dear Children」は、ストレートに若い母親たちの心に刺さった。自らの経験を書き記した作品には、真実の力と圧倒的な説得力を持ち合わせていた。

自身が大病を患い、自分の命と引き換えに愛するペットが息を引き取るという奇跡をも体験、彼女が歌にこめる思いと、家族の絆・命の尊さを紡ぐ気持ちはよりピュアに作品に昇華されていく。そんなSA.RI.NAから生まれいずる作品がこの『絆 -キズナ-』なのだ。

歌い続けてきた彼女の集大成とも言うべき1stアルバム『絆 -キズナ-』、人が生きて行く上でかけがえのないものをタイトルにしたこのアルバムには、SA.RI.NAの叫びがつまっている。偶然の出会いから必然的に引き寄せられた2人を歌う壮大な大恋愛ウェディングソング「約束」、シングルマザーの娘SA.RI.NAが、母からの言葉をもとに大切に書き上げた「シングルマザー」、そしてBouns Trackという形で期待に応えることとなった名曲「Dear Children」が収録されており、全14曲を通してさまざまな形の愛や、命へのメッセージが伝わってくることだろう。

CDショップにはこのような言葉が掲げられている。

すべてのお母さんたちには共感を
すべての子供たちには尊敬を
そして
すべての男性には、ちょっぴりの反省(笑)と大きな奮起を
そんな思いを抱かせる、「泣ける」曲、詰まってます。
きっと、誰が聴いても「いいな」と思う所はあると思いますよ。

『絆 -キズナ-』はそんなアルバムなのだ。

◆iTunes Store SA.RI.NA(※iTunesが開きます)
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