アリス・イン・チェインズ、約14年振りとなる新作登場

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アリス・イン・チェインズがEMIヴァージン・レコーズとワールドワイドの独占契約を結び、10年以上の長い時を経て久々のスタジオ・アルバムをリリースすることになった。

彼らはラッシュ、フー・ファイターズなどを手がけたプロデューサー:ニック・ラスクリネスと、2008年10月にカリフォルニア州ノースリッジのスタジオ606でレコーディングを始め、最近ハリウッドのヘンソン・スタジオでミキシングを終えたところだ。2009年9月にUSリリース、日本も同時リリースの予定である。

ギタリスト/シンガーのジェリー・カントレル、ドラマーのショーン・キニー、ベーシストのマイク・アイネズは、2005年にインドネシアの津波被災者救済チャリティ・コンサートで再会し、2006年に新ギタリスト/シンガーのウィリアム・デュヴァールと共にツアーを始めた。「これまで意義深い旅を過ごしてきたし、とてつもない物語だった」と、カントレルは語っている。

「ヴァージン/EMIに籍を置けるなんてとてもエキサイティングだし、アリスのキャリアに新しい一章を加筆できるのが楽しみだ」──ジェリー・カントレル

「俺達はいい状況にいる」と、キニーが付け加える。「本当に誇りを持てるレコードを作れたし、音楽に対して情熱を抱いているチームを集めることができた。早くファン全員に新曲を聴いてもらいたい」

ヴァージン・レコーズ社長ロブ・スティーヴンソンはこう語っている。「アリス・イン・チェインズは音楽の進化に貢献した偉大なバンドであり、彼らと一緒に仕事ができるなんて、まだ信じられない思いでいる。彼らの音楽は、今までのミュージック・シーンにどれほどの要素が欠けていたか、思い出させてくれるサウンドだ」

更に、EMIの北米及びUKのニュー・ミュージック部門のCOOを務めるジェフ・ケンプラーはこう語る。「このアルバムのリリースに向けて、世界中のEMI関係者が大いにエキサイトし、貢献したいと感じている。ロック史上におけるアリス・イン・チェインズの地位は既に揺るぎないものだが、この目の覚めるような新作を聴けば、彼らの音楽が時を越えるものであり、このバンドがいかにパワフルで素晴らしいヴィジョンを持っているかがはっきり分かるだろう」

アリス・イン・チェインズはオハイオ州コロンバスで行なわれた<ロック・オン・ザ・レインジ・フェスティヴァル>でヘッドラインを務め、7月18日にはデトロイトのコメリカ・パークでキッド・ロックとコンサートを行なう。その後はメタリカと8月1日にダブリンのマーレイ・パークにて、8月2日にはネブワースの<ソニスフィア・フェスティバル>等のショウやフェスに出演する予定である。2009年の前半には、レコーディングを一時休止してナイン・インチ・ネイルズと共にオーストラリア公演も行なっている。

全世界セールス1,700万枚の実績を持つアリス・イン・チェインズの、約14年振りとなる4thスタジオ・アルバムが間もなく我々の目の前に現れる。ジェリー・カントレルがほぼ全曲のソングライティングを手がけた渾身の新作、次報を待て。

現メンバー:
ジェリー・カントレル(G、Vo) *オリジナル・メンバー
ショーン・キニー(Ds) *オリジナル・メンバー
マイク・アイネズ(G) *オリジナル・メンバー
ウィリアム・デュヴァール(Vo)(ex. COMES WITH THE FALL)

4thアルバム『(タイトル未定)』
2009年9月リリース予定

◆アリス・イン・チェインズ・オフィシャルサイト(海外)
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