ブラー、150人を前にリユニオン公演をスタート

ツイート
ウォーミング・アップというかたちではあるが、ブラーのリユニオン公演が土曜日(6月13日)、コルチェスターのEast Anglian Railway Musemにてスタート、9年ぶりに4人のオリジナル・メンバーがそろってパフォーマンスした。

バンドは、1988年にブラーとして初めてプレイしたEast Anglian Railway Museumで、150人という少人数のファンを前にデビュー・シングル「She's So High」(1990年)でショウをスタートしたという。

この後に控えるハイド・パーク、マンチェスター、フェスティヴァルなどでの本格的なパフォーマンスに向けてのウォーミング・アップと銘打ってはいたが、130分、28曲もプレイしたそうだ。

ブラーのリユニオンに対しやや皮肉な見方をしていたというBBCラジオのDJ、スティーヴ・ラマークだが、このパフォーマンスを見て考えが変わったと話している。「ブラーがカンバックしてグレーテスト・ヒッツをプレイするなんて、いつも尖ってた彼らには相応しくないと思っていた。でもセットはすごくよかったし、バンドは昔と同じだった。初期のころのようだった」と話している。

気になるセットリストのほうは、以下の通り。

「She's So High」
「Girls And Boys」
「Tracy Jacks」
「There's No Other Way」
「Jubilee」
「Bad Head」
「Beetlebum」
「Trimm Trabb」
「Coffee And TV」
「Tender」
「Country House」
「Charmless Man」
「Colin Zeal」
「Oily Water」
「Chemical World」
「Sunday Sunday」
「Parklife」
「End Of A Century」
「To The End」
「This Is A Low」
「Popscene」
「Advert」
「Song 2」
「Out Of Time」
「Battery In Your Leg」
「Essex Dogs」
「For Tomorrow」
「The Universal」

バンドはこの後、UK各地でさらなる4回のウォーミング・アップ・ショウを行なった後、6月26日にマンチェスターのMENアリーナで数万人を前にパフォーマンス。その後、グラストンベリー、ロンドン/ハイドパーク(2日間)、Oxgen、T in the Parkなどでプレイする。

Ako Suzuki, London
この記事をツイート

この記事の関連情報