ラトル指揮ベルリン・フィルが、ブラームスの交響曲全集をCD発売

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サイモン・ラトルが指揮するベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が、遂にブラームスの交響曲全集を超特別仕様、特別価格で8月5日にCD発売することが発表された。

ブラームスの交響曲という最もドイツらしい音楽をベルリン・フィルが演奏、そして指揮をするのは、フルトヴェングラーやカラヤンなど歴史に名を残す偉大なマエストロに続き、6代目のベルリン・フィル音楽監督を務める現在世界最高の指揮者、サー・サイモン・ラトルだ。

今回CD発売されるのは、ブラームスの交響曲第1番から4番までの全ての交響曲。「のだめカンタービレ」では千秋先輩もブラームスの交響曲第1番でCDデビューしていたり、映画『さよならをもう一度』(原作:フランソワーズ・サガン「ブラームスはお好き」)では第3番が話題となるなど、クラシックにさほど馴染みがない人にも良く知られている楽曲でもある。もちろんマニアにとっては、2008年の来日公演でも披露された楽曲であり、その時の熱狂を思い起こせば今回の発売への期待は自ずと高まってしまうところだろう。

今作は2008年秋にベルリンで録音された音源で、ラトル指揮ベルリン・フィルのブラームス交響曲は今回が初CDリリース。高音質HQCD仕様CD3枚組となるが、さらに日本盤のみ演奏シーンやインタビューなどを180分収録したDVD2枚が付属するスペシャル仕様でリリースとなる。

すでに今作に対する注目度は非常に高まっており、CD発売にさきがけ配信で発売された交響曲第1番はクラシックの配信チャートで3ヶ月以上にわたり1位を記録、更に先月配信された交響曲第2番も大きな反響を呼んでいる状況だ。

「サイモン・ラトルがとうとうベルリン・フィルと共にブラームスに挑戦を始めた。ラトルはフルトヴェングラーの荘厳さとカラヤンの華麗さを備えている」(ディ・ツァイト紙)と絶賛された今作、クラシック界の歴史に残るリリースとなることは想像に難くない。

今回この偉大なリリースを記念して、ベルリン・フィルとEMI CLASSICSの共催によりブラームス交響曲全集発売記念プレミア試写会の実施が発表された。<ブラームスな午後>と銘打たれたこの試写会は、8月5日のアルバム発売に先がけ、日本盤にのみ収録されるDVDの映像を一足先に堪能してもらおうというイベントで、7月23日(木)の午後2時から、ベルリン・フィルゆかりの地であるサントリーホールで行なわれる。こちらは完全招待制の無料イベントで、参加者全員に「ベルリン・フィル2009-10 シーズン・プログラム」がプレゼントされる。更にはアフタヌーン・ティやシャンパンなどの用意もあり、ラトル/ベルリン・フィルのブラームスを聴きながら、優雅なひとときを過ごすことができる、プチセレブ気分な粋な企画となっている。応募はサイモン・ラトル・オフィシャルサイトにて、締切は7月15日正午まで。抽選で100組200名が招待対象だ。

◆サイモン・ラトル・オフィシャルサイト

『ブラームス:交響曲全集』
サイモン・ラトル指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2009年8月5日 日本先行発売 高音質HQCD3枚組+DVD2枚
TOCE-90097~9 特別価格6,000円(税込)
CD1:交響曲第1番ハ短調作品68
CD2:交響曲第2番ニ長調作品73&第3番ヘ長調作品90
CD3:交響曲第4番ホ短調作品98
DVD(2枚組):演奏シーンやインタビューなどを収録(約180分)

<ベルリン・フィルxEMI Classics共催「ブラームスな午後」~サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 世界初!ブラームス交響曲全集発売記念プレミア試写会~>
2009年7月23日(木)14:00開場 14:30スタート
@サントリーホール ブルーローズ
※完全招待制イベント:抽選で100組200名様をご招待
※申込締め切り:7月15日正午まで
※当選者の発表は招待状の発送をもってかえさせていただきます。
◆サイモン・ラトル・オフィシャルサイト
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