モーニング娘。が全米上陸、現地ファンと日本語で「こんにちは!」

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全米最大規模のアニメ・コンベンション<アニメ・エキスポ>が7月2日からアメリカ・ロサンゼルスのLAコンベンション・センターで開幕。2009年は、モーニング娘。がスペシャルゲストとして招聘され、現地時間7月3日(日本時間7月4日)に、7500人動員の特設会場でライヴを行なった。

◆<アニメ・エキスポ>でのモーニング娘。ライヴの画像

メンバーがステージに姿を現すと、現地アメリカのファンは一斉に立ち上がり、アメリカならではの大歓声で彼女達を迎え入れた。サブリーダーの新垣里沙が日本語で、“こんにちは!”と元気よく挨拶すると、会場から大きな歓声とともに日本語で“こんにちは!”とレスポンスが。

「I feel very strongry now that there are no borders to music. I am very grateful for meeting everyone today! (音楽には国境はないということを痛感します。今日の出会いに感謝です)」── ジュンジュン

「We would like to make great memories today with you !(今日は素敵な思い出を作りたいと思います!)」── 高橋愛

「It is like a dream to do a concert in America!(アメリカでコンサートができるだなんて、夢のようです!)」── 道重さゆみ

「I am from China, but as Japanese artist today, I am here to deliver wonderful songs to everyone here! Thank you for supporting us!(私も中国出身なんですが、今日は日本のアーティストとして、素敵な歌をみなさんに届けにやってきました! よろしくお願いします。)」── リンリン

「Let's have fun together today!(今日は一緒に楽しみましょう!)」── 田中れいな

メンバーは、ひとりひとり英語と日本語でMCを披露。会場からはメンバーの名前を呼ぶ声や、大きなリアクションでの反応があった。

この日、モーニング娘。は、代表曲の「恋愛レボリューション21」、「ザ☆ピース!」、「恋のダンスサイト」などで構成したメドレーと、「LOVEマシーン」、そして最新シングルの「しょうがない 夢追い人」、さらに<アニメ・エキスポ2009>のオフィシャル・テーマソングとなる「3、2、1 BREAKIN'OUT!」など、計14曲を披露した。

ライヴ終了後のモーニング娘。メンバーからのコメントは以下の通り。

「私たちの日本語を理解しようとしてくれているファンの方もいて嬉しかったですが、私も「雨の降らない星では愛せないだろう?」の曲に込められている歌詞の想いを、英語で伝えるため勉強してきたので、MCが伝わって嬉しかったです。」── 高橋愛

「足を踏み入れたことのない場所でのライヴだったので、どんな反応をファンの方がして下さるのか、ドキドキしてたのですが、ファンの方のあたたかい声援に助けられました。」── 道重さゆみ

「すごくフレンドリーでハイテンションなところが私に似てると思って嬉しかったです!」── 久住小春

「アメリカのファンの方々のテンションが高く、日本とはまた違ったリアクションがみれて新鮮でした。すごく楽しかったです!」── 光井愛佳

「私たちの事を知ろうと日本語を勉強してくれているファンの方々もいるので、今度は英語の歌詞の曲も挑戦できるモーニング娘。として、もう一歩踏み出してみたいです。」── 新垣里沙

モーニング娘。がアメリカ本土でライヴを行なうのは初めて。2008年の初単独アジアツアー(中国、台湾、韓国)公演に引き続き、今回、日本特有の“アイドル”という文化を、日本を代表するアイドルグループのモーニング娘。が、アメリカという国に十分アピールできたに違いない。

<アニメ・エキスポ>では、アニメ制作会社やマンガ出版社、小売店がブースを並べるエキシビジョン、業界パネル・ディスカッションや各社が行う新作発表、日本のアニメーション映画上映、声優オーディション企画、コスプレ大会のほか、カラオケや漫画喫茶など、さまざまな日本文化を紹介している。1992年からスタートしたこのイベントも、2008年には4万3000人まで動員を伸ばした。

◆「しょうがない 夢追い人」メンバー別コメント&PV映像
◆Hello! Project オフィシャルサイト
◆iTunes Store モーニング娘。(※iTunesが開きます)
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