ブルゼッケン88、超ラウドでテクニカルな「Prologue」に要注意

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そのラウドでシャープなサウンドで人気の高いBULL ZEICHEN 88(ブルゼッケンハチハチ)がMASSIVE ROCK RECORDSへの移籍第一弾、通算5枚目のマキシシングル「Prologue」をリリースした。

BULL ZEICHEN 88をまだよく知らない人のために、彼らのことを紹介しておこう。

メンバーは、泣く子も黙るSIAM SHADEのドラマーとして活躍し、解散後はT.M.Revolution、Gackt、Acid Black Cherryのサポートドラマーとして、活動を続けていた淳士。そして元ラピス・ラズリのベーシストでT.M.Revolutionのサポートとしてステージを共にしているIKUOが意気投合。そこにギターのsebastian(ex.BOOZE)とヴォーカルの栄二郎(ex.DREAD NOUGHT FUSE)が加わってBULL ZEICHEN 88は結成され、2006年にライヴデビューを果たした。

これまでに、1stマキシシングル「INFINITY」(2007年5月)、2ndマキシシングル「flywar」(同年8月)、3rdマキシシングル「ボイマヘ」(2008年1月)、4thマキシシングル「RESET」(2008年9月)と、マキシシングルを4枚リリースしていた。

メンバーそれぞれがロック畑では長い経験があるので、プレイ面でのテクニックは秀でたものがある。今回リリースされた「Prologue」でのリズムの複雑な展開、複雑なシーケンスフレーズをいとも簡単に弾きこなすギター、そしてメロディアスでキャッチーながら力強いヴォーカルは、彼らがどれほどの修羅場をくぐってきたかが窺い知れる、高水準な出来になっている。

高いスキルによる演奏が醸し出す緊張感、1曲の中に詰め込んだ豊富なアイデア、そしてそれらが曲全体に漲り、熱いロックが生み出される。こんな凄まじい演奏を繰り広げる4ピースのハードロックバンドは滅多にお目にかかれない。妥協なく極限まで作り上げた音をぜひ体験してほしい。

BARKSでは、近日中にBULL ZEICHEN 88の大特集を公開予定。彼らの“熱い”音の秘密を解き明かす。こちらもお楽しみに。

5thマキシシングル「Prologue」
MRRMS1003-1004 \2,000(tax in)
1.Prologue
2.SKIN
3.No.1

◆BULL ZEICHEN 88オフィシャルサイト
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