MAY'S、着うたヒットの理由は“歌詞”にある? 携帯世代を鷲掴み
8月19日にニュー・シングル「I LOVE YOU が言えなくて」をリリースしたMAY'S。レコチョクにて先行配信されている今作の着うた(R)、着うたフル(R)で、MAY'Sは初のデイリーランキング1位を獲得、ウィークリーでは2位を獲得した。
◆MAY'Sコメント映像
着うた系R&Bアーティストとして10~20代の女性を中心に人気を呼んでいるMAY'Sだが、携帯世代の間でじわじわと着実にブームになりつつあるのは、アーティストが持つ多くの魅力のうち、特にアピールしたい“これぞ”といった魅力に絞ったプロモーション戦略にあるようだ。
今回リリースされた「I LOVE YOU が言えなくて」は、その名の通り“切ない”恋心を綴った片想いソング。哀愁感溢れる澄んだトラックに、エモーショナルで繊細な片桐舞子のヴォーカルが心に響く。
2008年7月のデビュー以降、MAY'Sは今作を含め5枚のシングルと1枚のアルバムをリリースしてきているが、MAY'Sのヒットの大きな原動力は「歌詞」にあると踏んだ宣伝チームは、4枚目のシングル「I WISH」で歌詞検索サイト『歌ネットモバイル』とタイアップしたケータイ小説を同サイト内で連載。今回第2弾として「I LOVE YOU が言えなくて」とタイアップしたケータイ小説を連載したところ、「I LOVE YOU が言えなくて」の歌詞検索が、加藤ミリヤ、阿部真央、Lil'Bらを抑え、アクセスランキング1位に輝いた。
それを受けて、7月29日よりレコチョクにてスタートした「I LOVE YOU が言えなくて」の着うた(R)先行配信は、7/30付のデイリーチャートで1位、ウィークリーチャートはB'z、浜崎あゆみといった強豪と競うかたちで見事2位を獲得。その後配信された着うたフル(R)は、8/12と8/13付のデイリーランキングで1位、その週のウィークリーランキングでは、浜崎あゆみとEXILEに挟まれるかたちで2位にランクインした。
この結果からして、最初に歌詞で若い携帯世代の心を掴み、そのまま着うた(R)、着うたフル(R)のヒットに繋げる、というプロモーション戦略が功を成したといえるだろう。宣伝担当者は、「今どきのケータイ層や女性層に切り込んでいくにも、アーティストの地力や世界観が無くては空回りした軽薄な存在になってしまいます。その点、MAY'Sはメンバー自作のクオリティの高い作品や、ライヴの強さもある本物のアーティスト。自信を持って、宣伝できます」と語っている。
AKB48の板野友美が出演している「I LOVE YOU が言えなくて」のミュージック・ビデオは、You Tubeのキングレコード公式チャンネルで公開するや否やアクセスが殺到し、You Tubeランキングで上位に食い込んだ。また、ミュージック・ビデオやケータイ小説に登場するアクセサリーを実際に製作して発売するなど、様々な手法を駆使して、ケータイ層マーケットからの支持を得ているようだ。
そんなMAY'Sの存在はファッション界からも注目されているようで、8月29日と9月6日にそれぞれ神戸と東京で開催される<KOBE COLLECTION 2009 AUTUMN/WINTER>への出演が決定している。9月23日には赤坂BLITZにて、オフィシャルモバイルファンクラブ『Smiling』設立を記念した2度目のワンマンライヴが行なわれるが、こちらもチケットソールドアウトは間違いないと見られている。
着うた系R&Bアーティストとして、携帯世代からの人気を獲得したMAY'Sが、今後はどんな戦略に出るのか注目したいところだ。
「I LOVE YOU が言えなくて」
KICM-1281 ¥1,200(tax in)
2009年8月19日発売
<ライヴ情報>
8月22日(土)<第20回めいほう高原音楽祭 -SUMMER FES in MEIHO 2009>@めいほうスキー場 野外音楽堂
8月29日(土)<KOBE COLLECTION in KOBE>@ワールド記念ホール
9月6日(土) <KOBE COLLECTION in TOKYO>@グランドプリンスホテル新高輪
9月23日(水)<“Smiling” supported by Ed Hardy>@赤坂BLITZ
◆MAY'Sオフィシャルサイト
◆iTunes Store MAY'S(※iTunesが開きます)
◆MAY'Sコメント映像
着うた系R&Bアーティストとして10~20代の女性を中心に人気を呼んでいるMAY'Sだが、携帯世代の間でじわじわと着実にブームになりつつあるのは、アーティストが持つ多くの魅力のうち、特にアピールしたい“これぞ”といった魅力に絞ったプロモーション戦略にあるようだ。
今回リリースされた「I LOVE YOU が言えなくて」は、その名の通り“切ない”恋心を綴った片想いソング。哀愁感溢れる澄んだトラックに、エモーショナルで繊細な片桐舞子のヴォーカルが心に響く。
2008年7月のデビュー以降、MAY'Sは今作を含め5枚のシングルと1枚のアルバムをリリースしてきているが、MAY'Sのヒットの大きな原動力は「歌詞」にあると踏んだ宣伝チームは、4枚目のシングル「I WISH」で歌詞検索サイト『歌ネットモバイル』とタイアップしたケータイ小説を同サイト内で連載。今回第2弾として「I LOVE YOU が言えなくて」とタイアップしたケータイ小説を連載したところ、「I LOVE YOU が言えなくて」の歌詞検索が、加藤ミリヤ、阿部真央、Lil'Bらを抑え、アクセスランキング1位に輝いた。
それを受けて、7月29日よりレコチョクにてスタートした「I LOVE YOU が言えなくて」の着うた(R)先行配信は、7/30付のデイリーチャートで1位、ウィークリーチャートはB'z、浜崎あゆみといった強豪と競うかたちで見事2位を獲得。その後配信された着うたフル(R)は、8/12と8/13付のデイリーランキングで1位、その週のウィークリーランキングでは、浜崎あゆみとEXILEに挟まれるかたちで2位にランクインした。
この結果からして、最初に歌詞で若い携帯世代の心を掴み、そのまま着うた(R)、着うたフル(R)のヒットに繋げる、というプロモーション戦略が功を成したといえるだろう。宣伝担当者は、「今どきのケータイ層や女性層に切り込んでいくにも、アーティストの地力や世界観が無くては空回りした軽薄な存在になってしまいます。その点、MAY'Sはメンバー自作のクオリティの高い作品や、ライヴの強さもある本物のアーティスト。自信を持って、宣伝できます」と語っている。
AKB48の板野友美が出演している「I LOVE YOU が言えなくて」のミュージック・ビデオは、You Tubeのキングレコード公式チャンネルで公開するや否やアクセスが殺到し、You Tubeランキングで上位に食い込んだ。また、ミュージック・ビデオやケータイ小説に登場するアクセサリーを実際に製作して発売するなど、様々な手法を駆使して、ケータイ層マーケットからの支持を得ているようだ。
そんなMAY'Sの存在はファッション界からも注目されているようで、8月29日と9月6日にそれぞれ神戸と東京で開催される<KOBE COLLECTION 2009 AUTUMN/WINTER>への出演が決定している。9月23日には赤坂BLITZにて、オフィシャルモバイルファンクラブ『Smiling』設立を記念した2度目のワンマンライヴが行なわれるが、こちらもチケットソールドアウトは間違いないと見られている。
着うた系R&Bアーティストとして、携帯世代からの人気を獲得したMAY'Sが、今後はどんな戦略に出るのか注目したいところだ。
「I LOVE YOU が言えなくて」
KICM-1281 ¥1,200(tax in)
2009年8月19日発売
<ライヴ情報>
8月22日(土)<第20回めいほう高原音楽祭 -SUMMER FES in MEIHO 2009>@めいほうスキー場 野外音楽堂
8月29日(土)<KOBE COLLECTION in KOBE>@ワールド記念ホール
9月6日(土) <KOBE COLLECTION in TOKYO>@グランドプリンスホテル新高輪
9月23日(水)<“Smiling” supported by Ed Hardy>@赤坂BLITZ
◆MAY'Sオフィシャルサイト
◆iTunes Store MAY'S(※iTunesが開きます)
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