純潔HR系ベッキー率いるドメニカ、堂々の日本上陸

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かなり硬質かつ重厚なリフに正統派ハードロック・ヴォーカルを聞かせるのは、24歳、身長180cmのモデル級の容姿を持つベッキー。

◆純潔HR系ベッキー率いるドメニカ、堂々の日本上陸 ~写真編~

新たなるハードロック・クイーン、ベッキー率いるドメニカが、日本上陸を果たす。デビュー・アルバム『ザ・ラグジュアリー』は9月9日(水)発売。メロディアスで哀愁漂うスロー・ナンバーから、エヴァネッセンスを髣髴とさせる退廃的なコアなサウンドまで、かゆいところに手が届きまくるツボを付く楽曲が、ボートラ含み全15曲。HR/HMという文字列に心躍る体質のリスナーであれば、手放しで御試聴いただきたい。5分で購入決定、請け合いだ。

デスでもなくゴスでもない、純潔HR系のベッキーのヴォーカル・スタイルだからこそ、楽曲のバリエーションにも柔軟に馴染み、違和感なく幅の広さを演出してくれる。決してドキャッチーな曲があるわけでもなし、ポップさで惹きつける要素も皆無だが、凛とした美しさを携えたベッキーがハードに叫び、そしてリフと絡みながらメロディアスに歌うその緩急のリズムは、まさに恋愛におけるツンデレの艶かしさと同じ。惚れた弱みに振り回される男どもの哀愁が、ドメニカ・サウンドと同調するのだろう。一度はまればぬけることの出来ない魅惑のハードドライヴが悩ましい。

ドメニカは2004年にカナダのマニトバ州ウィニペグで結成された。今までにカナダをはじめとして、ロサンゼルス、ロンドン、ベルリンと4ヵ国にわたりライヴを敢行、ここ数年は定期的にカナダとアメリカをツアーしており、カナダではパパ・ローチとツアーを重ねた。デビュー・アルバム『ザ・ラグジュアリー』はカナダで2009年8月にリリースされ、ドイツ、オーストリアでは2010年初頭にリリースされる。マット・ソーラムのスタジオでレコーディングされた本作には、スティーヴィー・サラスもギター・ソロで参加、P.O.D.のギタリストMarcos Curielによる作曲で参加している。

BARKSでは、後日、全曲試聴とPVを公開する予定だ。お楽しみに。

『ザ・ラグジュアリー』
2009年9月9日(水)
SPIN-011 \2,300(税込)
1. What Goes Around
2. Luxury
3. Porno State of Mind
4. No Matter What You Say
5. Vampires
6. Above Me
1stシングル PV7月制作
7. I Love My Gun
8. The Long Road
9. Lady Like Me
10. Free
11. Blackmoon
12. Sailaway
13. Music
14. Waste Away
15. Blackmoon (Acoustic)
※日本盤のみボーナス・トラック2曲含む全15曲+ミュージック・ビデオ1曲収録(CDエクストラ仕様)
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