BULL ZEICHEN 88、高いスキルで緊張感に溢れるラウドでシャープなサウンドの「Prologue」リリース大特集

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BULL ZEICHEN 88 5thマキシシングル「Prologue」リリース大特集

高いスキルで緊張感に溢れる
ラウドでシャープなサウンド
その大爆音の向こうに見える
キャッチーな歌メロ

INTERVIEW

BULL ZEICHEN 88の誕生

──まずはバンド結成のいきさつから教えてもらえますか?

淳士:僕とベースのIKUOが当時、T..M.Revolutionのサポートを共に行なっていて。僕とIKUO君だけ禁煙席だったんですよ。だから移動とかいつも一緒で。僕はずっとバンドやりたかったんですね。だからある日、意を決して告白したんです。IKUO君は当時バンドやってたんですが「俺とやんない?」って。そしたら、IKUO君も。

IKUO:二つ返事ってヤツですかね。「やろうやろう!」って。僕は昔からSIAM SHADEが好きで。SIAM SHADEって僕のなかではドラムの手数が多くてすごくテクニカルなイメージがあったんで、昔から淳士君に興味があったんですよ。一緒にバンドやろうとかいわれるなんて、これは夢のような話が舞い込んできたって。そんな感覚だったんです。だから「やろうやろう! RUSHみたいなリズム隊やろう!」って。ちょうど僕のバンドもギターのヤツがLAに行ってしまって活動休止みたいな感じだったので即答しました。

淳士:だから、リズム隊始まりなんです。で、ボーカルとギターはどうしようかと。テクニカルなバンドをやるのが目的ではなくて、僕はとにかくステージで“華のあるバンド”、イケてるバンドをやりたかったんで、とにかくカッコいいヤツを探そうと。IKUOは当時から別名“歩くハローページ”といわれていて(笑)。詳しいんですよ、いろんなミュージシャンに。

IKUO:それで探し当てたのがSebastian(G)と栄二郎(Vo)。まず栄二郎は僕が前にバンドをやってた頃に対バンをやったことがあって、印象に残ってたんですよ。それでHPを探して見たら“解散”とか出てたわけです。

淳士:こんないいタイミングで虫のいい話なんてないですよね、基本。いいボーカリスト、いいギタリストはすでにどこかに入ってる。だから、棚ボタだったんですよ。栄二郎のバンドがこのタイミングで解散っていうのは。だから運というか縁というか。

IKUO:そういうものがあったんだと思います。Sebastianはeversetと対バンしてる姿を見たことがあったんですが、強烈だったんですよ。イメージが。ヘヴィロックのなかに一人ヴィジュアル系がいる、みたいな違和感で。しかも英語しかしゃべらないし。

──日本人でしょ?

淳士:IKUOから僕へのSebastianの説明も「たぶん日本人だと思う」でしたからね。赤い髪のドレッドで入れ墨……面倒くさい人は嫌だよっていってたのに、会ったらめちゃくちゃ腰が低くて(笑)。

──栄二郎さんは、いきなりこういう方々から声をかけられてどうだったんですか?

栄二郎:バンドが解散してさあどうしようかってときに、SIAM SHADEとIKUOさんっていう大先輩から声がかかったわけですよ。その二人が一緒にやるバンドってことは、僕のほうこそ棚ボタでした。即答で「やります! よろしくお願いします」と。IKUOさんと対バンしたのだって、5~6年前、しかも1回だけなんですよ。そこから全然連絡もとってなかったんですけど、たまたまIKUOさんのハローページのなかの1枚に僕がいたという。電話番号とか変えてなくてラッキーだった。

──BULL ZEICHEN 88(通称:ブルハチ)というバンド名にはどんな意味が?

淳士:これがね、深いんですけど。まだメンバーでもこの意味を知ってるのは僕とIKUOだけなんですよ。

栄二郎:本当に僕も聞いてないんですよ。

IKUO:まだ早い(笑)。解散のときにでも。

淳士:「実は、お前はウチの子じゃなかったんだ」って。それぐらい衝撃あったりして(笑)。

栄二郎:こえーーーっ。

 
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