マイケル・ジャクソン、死因は致死量レベルの麻酔剤投与

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AP通信によると、LAの検死局は、マイケル・ジャクソンの遺体から致死量レベルの強力な麻酔剤プロポフォールを検出したという。プロポフォールは手術前後に使用される強力な麻酔剤だが、ストレスや不安を取り除くため、少量使われることもあるという。

これにより、マイケルの死を“他殺”と伝えるメディアもあるが、当局からはまだ正式に発表されていない。

当局はすでに薬を投与したマイケルの専属医コンラッド・マーレイ医師の事務所などを捜索しており、医師が今後訴追されるのではないかとも推測されるが、彼は違法行為はなかったとの声明を発表している。

マーレイ医師は、マイケルにプロポフォールを投与したことを認めている。医師はマイケルが同薬に依存しつつあるのを懸念し別の薬を使用するようにしていたが、亡くなった朝は、ほかの薬が効かなかったため少量のプロポフォールを投与したといわれている。検死局の発表によると、マイケルの体内からはプロポフォールのほか2種類の鎮静剤も検出されたという。この種の薬物の同時投与は危険と目されている。

6月25日に亡くなったマイケルの遺体は、9月3日にLAの墓地に埋葬される予定。

Ako Suzuki, London
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