ノラ・ジョーンズ、新作アルバムの全貌が明らかに

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ノラ・ジョーンズ2年10ヵ月ぶりの新作アルバム、その全貌がようやく明らかになってきた。

4枚目となる今作のタイトルは『ザ・フォール』。2009年11月17日に海外リリース、日本はボーナストラックを1曲追加して11日に先行発売となる予定だ。公開されたばかりのアルバム・ジャケットには、正面を向いて微笑むノラと、足元に座るセント・バーナードがかわいい。この写真は様々なプロモーション・ビデオの監督としても活躍している写真家オータム・デ・ワイルドによるものだ。

◆ノラ・ジョーンズ、新作アルバムの全貌が明らかに ~写真編~

アルバムに収録された全13曲は、全てノラ・ジョーンズの作、またはノラと他アーティストの共作によるものだが、今作『ザ・フォール』でノラは新しい方向を目指しているのだという。

ライアン・アダムス、オッケルヴィル・リヴァーのウィル・シェフ、そして以前もノラとタッグを組んだジェシー・ハリス(「ドント・ノー・ホワイ」の作者としても有名)などと共作しながら、キングス・オブ・レオンやトム・ウェイツのプロデューサー/エンジニアとして名高いジャクワイア・キングを初めて起用し、これまでにないサウンドに挑戦した。バンド・ミュージシャンも全て新メンバーで収録を開始、ドラマーにはジョーイ・ワロンカー(ベック、R.E.M.他のアルバムに参加)とジェイムス・ギャドソン(ビル・ウィザース他)、キーボーディストはジェイムス・ポイザー(エリカ・バドゥ、アル・グリーン他)、ギタリストはマーク・リボー(トム・ウェイツ、エルヴィス・コステロ他)とスモーキー・ホーメル(ジョニー・キャッシュ、ジョー・ストラマー他)といった、そうそうたるプレイヤーが、ノラの新しいサウンドの一翼を担っている。

9月9日、ノラ・ジョーンズはサンフランシスコで開催されたアップルの<イッツ・オンリー・ロックンロール>プレス・コンファレンスにサプライズ・ゲストとして出演した。アップルのCEOスティーヴ・ジョブズに紹介を受けた後、デビュー・アルバムの収録曲「カム・アウェイ・ウィズ・ミー」とともに披露した「young blood」こそ、ニューアルバム『ザ・フォール』からの新曲だった。

◆参照「アップルが新iPod nano発表。ビデオカメラも内蔵の“全部入り”モデルに」

なお、デビュー・アルバム『ノラ・ジョーンズ』(原題:カム・アウェイ・ウィズ・ミー)はスタートしたばかりのi-tunes LPの初リリース作品のうちの1枚で、i-tunes LPでは、i-tunes9の新しい機能により、アルバム音源と同時に、ライヴ・ビデオや歌詞/アートワーク/ライナーノーツ/インタビュー/写真/クレジットなどのヴィジュアル要素が付加。『ノラ・ジョーンズ』のi-tunes LPでもアルバム音源の他に、クレジットと2曲のビデオ映像を楽しむ事ができる。

『ザ・フォール』(原題:THE FALL)
2009年11月11日発売
TOCP-70830 ¥2,500(税込)
1. Chasing Pirates (Norah Jones)
2. Even Though (Norah Jones/Jesse Harris)
3. Light As a Feather (Norah Jones/Ryan Adams)
4. Young Blood (Norah Jones/Mike Martin)
5. I Wouldn't Need You (Norah Jones)
6. Waiting (Norah Jones)
7. It's Gonna Be (Norah Jones)
8. You've Ruined Me (Norah Jones)
9. Back To Manhattan (Norah Jones)
10. Stuck (Norah Jones/Will Sheff)
11. December (Norah Jones)
12. Tell Yer Mama (Norah Jones/Jesse Harris/Richard Julian)
13. Man Of The Hour (Norah Jones)
※( )内は作者名
※全13曲+日本盤のみボーナストラック1曲収録予定

◆iTunes Store ノラ・ジョーンズ(※iTunesが開きます)
◆ノラ・ジョーンズ・オフィシャルサイト
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