東風TONFU、『空』をイメージし馬頭琴と箏の共演

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2009年9月12日、中目黒「楽屋」にて、東風TONFU/中しまりんがオーガナイズする<Classics Lounge Vol.8>が行なわれた。装いは白っぽい着物。そして、髪にはVol.8をイメージし、8の形をした髪飾り。

今回は、モンゴル出身の馬頭琴奏者セーンジャーがゲストだ。そしてテーマは『空』。前半はセーンジャーのステージ。そして後半に箏の演奏が始まる。

1曲目は、箏/ギター/ピアノ/ドラムでの演奏。なんともいえないためらいを感じる曲なのに、楽器のコラボレーションがあまりにナチュラルで、とても気持ち良くなる。そして続く2曲目は、ロックっぽさを感じる。激しさをいうか強さ。箏は繊細な楽器というイメージもあるが、こんなにも迫力があるんだと改めて思い知らされる。

東風TONFUのライヴに行くようになって、私にとって箏は、以前より身近な楽器になった。しかし、ライヴに足を運ぶたびに、新しい発見がある。3曲目はメロディが主張しまるで歌っているよう。同じ楽器で奏でられているのに、さまざまな顔を持つことにワクワクしてくる。

続いては、馬頭琴奏者であるセーンジャーを迎え、お互いが過去に演奏したことがある曲ということで「蘇州夜曲」。箏は曲ごとに調弦をするので、MCというかトークも欠かせない。ここでは、白っぽい着物に合わせているアバンギャルドな帯の話題に。確かに、演奏終了後帯を見せてもらったら、黒い地色に現代的な柄が描かれていた。ミスマッチのようで妙に落ち着く組み合わせがたまらない。

再びピアノのゲストを迎えて「里の秋」。聴き慣れた曲なのにとてもモダンに仕上がっていて新しさを感じる。そして「梅ノ花」ではJAZZっぽさを感じさせてくれ、箏は何色にもなることを知る。そして、ラストは「天を仰ぎて君想ふ」。顔を合わせてお礼を言えない人に届ける気持ちで、と演奏をする。

そして、MCでは音楽活動10年目という話になり、10年前とは違う今。毎日毎日変わっていくことを感じている、と。

アンコールは「風ぐるま」。そして再びセーンジャー氏を迎え「万馬の轟」。

<Classics Lounge>に出かけるのは、前回に続いて2回目だが、出かけるたびに自分のなかの新しい気持ちに出会える。次回もまた、ぜひ出かけたい。

<Classics Lounge Vol.8>
2009年9月12日@中目黒「楽屋」
1. 冬星
2. Point of Blue ~蒼の世界~
3. 永遠なるもの
4. 蘇州夜曲
5. 里の秋
6. 梅ノ花
7. 天を仰ぎて君想ふ
En1. 風ぐるま
En2. 万馬の轟

<東風TONFUライヴ>
2009年9月19日(土)
18:00 開演 19:00
@川越ミルキーウェイブ
2,500円(1D込み)

◆東風TONFUオフィシャルサイト

[寄稿] 伊藤 緑:◆http://www.midoriito.jp/
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