アグレッシブなHIP HOP系電子音「PLAYA AGGRO ELECTRO BOOM」

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SONiVOX特製HIP HOP音源に続編となる「PLAYA AGGRO ELECTRO BOOM」が登場した。アグレッシブな電子音に特化し、重低音ベースから荒々しいリード、歪んだドラムはヒップホップをはじめとする、ブレイクビーツから派生したさまざまなジャンルに応用できるものとなっている。国内発売はクリプトン・フューチャー・メディア。

ファットなサウンドとMPCライクな操作性のパッドを備えた音源HIP HOP特化音源「PLAYA」(プレイヤ)の続編となるのが「PLAYA AGGRO ELECTRO BOOM」(プレイヤ・アグロ・エレクトロ・ブーム)。今回の収録サウンドはアグレッシブな電子音に特化。重低音ベースから荒々しいリード、歪んだドラムといったそのサウンド達は、ヒップホップのみならずエレクトロニカ~ブレイクコア~ダブステップ~ドラムンベースのように、ブレイクビーツから派生したさまざまなジャンルに応用できるはず。

パッドを中心とした操作性も特徴の1つ。コンピュータにプレイヤをインストールしてMPCタイプのパッドコントローラーをつなげば、フロアを揺らす最新鋭音響兵器はすでにあなたの手の中。ビートメイカーにとってはまさにパラダイスともいえる環境が手に入る。

各機能を視覚的に表現したこれ以上ないほどに明快なインターフェースは、パッドコントローラー以外にも、MIDIキーボードとの併用やコンピュータ単体で使う場合も作業性を損なうことはない。

パッドひとつで複数のキックをレイヤーして鳴らしたり、楽曲中で必要な和音をパッドに割り当ててコードプリセットのような使い方も可能なパッド・レイアウトによる操作性も作業効率をアップさせてくれる。

その他、おもな特徴は以下のとおり。

・1画面のみの明快なインターフェース
・MPCスタイルを踏襲した16パッド・レイアウト
・各パッドにMIDIノートのトリガー情報を割り当て(レイヤー可能)
・各パッドごとに独立したリトリガーモードを設定可能
・通常の鍵盤演奏ももちろん可能
・パッドやツマミ、スライダーはMIDIラーン対応
・AHDSRエンベロープ(アンプ/フィルター独立
・Low、Mid、High、Treble 4バンドEQ
・2種類の内蔵エフェクト(コーラス、ディレイ)

迫力あるユニークなサウンドは下記リンクで試聴することができる。また、動作画面などはクリプトンのブログで確認することができるので、こちらも参考に。

◆HIP HOP特化型音源、SONiVOX社『PLAYA』登場!(クリプトン・ブログ)

<収録サウンド・カテゴリ>
・AEB Basses: Aggressive、Boom、Electro、Smoothと分類されたベースが総計174音色
・AEB Drums: ドラムや効果音などの単発音をマッピングしたドラム音色が総計68音色
・AEB Leads: Aggro、Effected、Electroと分類されたリードが総計150音色
・AEB Pads: 各種パッドが総計50音色

<動作環境>
●MAC OSX 動作環境
コンピュータ:Intel Core2Duo 2.0GHz以上(PowerPC非対応)
OS:MacOS X 10.4以降(10.5対応)
RAMメモリ:512MB以上のRAMメモリ(2GB以上を推奨)
インターフェース:VST、AudioUnits、RTAS、スタンドアロン対応

●WINDOWS 動作環境
コンピュータ:Pentium IV 2.0GHz、又はAthlon XP 1500+以上
OS:Windows XP、VISTA
RAMメモリ:512MB以上のRAMメモリ(2GB以上を推奨)
インターフェース:VST、RTAS、スタンドアロン対応

◆PLAYA AGGRO ELECTRO BOOM(プレイヤ・アグロ・エレクトロ・ブーム)
価格:オープン(市場予想価格16,800前後)
収録メディア:DVD-ROM 1枚
制作元:SONiVOX MI
リリース時期:2009年9月14日

◆PLAYA AGGRO ELECTRO BOOM 製品詳細ページ
◆クリプトン・フューチャー・メディア

◆BARKS 楽器チャンネル
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