<BLUE NOTE BEST & MORE 1100>、遂に第2弾登場

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ジャズファンが泣いて喜んだ<BLUE NOTE BEST & MORE 1100>シリーズの第2弾が9月16日より発売開始となっている。ブルーノートの名盤がなんと1100円という、もってけどろぼー的プライスのあのシリーズである。

ブルーノート創立70周年を記念して登場した当シリーズは、6月に第1弾として全50タイトルが登場、いきなり発売週のジャズ・チャートにてトップ50位の中に31タイトルがチャートイン(サウンドスキャン調べ)するという、お祭り騒ぎを引き起こした。現在では累計20万枚のセールスに至っている人気シリーズだ。チープなオムニバス・アルバムなどではなく、れっきとしたブルーノートの歴史的名作の数々であることが音楽ファンを狂喜させ、50タイトルを大人買いする猛者も現れた。

この<BLUE NOTE BEST & MORE 1100>シリーズ、予定では全150タイトルがリリースされる予定であり、9月16日に発売となったのはシリーズ第2弾のさらなる50タイトル。今回も第1弾同様、ルー・ドナルドソン『アリゲイター・ブーガルー』、ケニー・バレル『アット・ザ・ファイヴ・スポット・カフェ』、ハンク・モブレー『ワークアウト』、ティナ・ブルックス『バック・トゥ・ザ・トラックス』など名盤揃いとなっているが、更にこの第2弾では、<BLUE NOTE BEST & MORE 1100>の“MORE”の部分として、日本初CD化となるボビー・ハッチャーソン『コンポーネンツ』や、永らく廃盤となっていたグラント・グリーン『ヴィジョンズ』など、マニアックな作品もラインナップされており、ビギナーからマニアまで、360度包囲でジャズ・ファンの満足度を上げる内容となっている。

歴史的名盤はもとより、これまでジャズ・ファンも買い逃していたようなマニアック盤も全て1100円。ああ、生きててよかった。

また同時に、ブルーノート超有名曲(エディット・ヴァージョン)の着うたフル(R)が105円(税込)で配信されて人気を呼んでいるが、第2弾発売にあわせてバド・パウエル「クレオパトラの夢」、リー・モーガン「ザ・サイドワインダー」、ハンク・モブレー「リカード・ボサノヴァ」、ホレス・シルヴァー「ザ・ソング・フォー・マイ・ファーザー」、ルー・ドナルドソン「アリゲイター・ブーガルー」が追加となっているので、こちらも要チェック。

<BLUE NOTE BEST & MORE 1100>第2弾
●ルー・ドナルドソン『アリゲイター・ブーガルー』
●ケニー・バレル『アット・ザ・ファイヴ・スポット・カフェ』
●ハンク・モブレー『ワークアウト』、ティナ・ブルックス『バック・トゥ・ザ・トラックス』
●アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ『アット・ザ・ジャズ・コーナー・オブ・ザ・ワールドVol.1』
●アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ『アット・ザ・ジャズ・コーナー・オブ・ザ・ワールドVol.2』
●チック・コリア『ザ・ソング・オブ・シンギング』
●ウォルター・デイヴィスJr『デイヴィス・カップ』
●レオ・パーカー『ローリン・ウィズ・レオ』
●ボビー・ハッチャーソン『コンポーネンツ』
●グラント・グリーン『ヴィジョンズ』
●スタンリー・タレンタン『ジョイライド』
他、名盤からマニアック盤まで全50タイトル

◆ブルノート70周年記念サイト
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