ザ・ビートルズの曲のインスピレーションとなった少女、亡くなる

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ザ・ビートルズのトラック「Lucy In The Sky With Diamonds」の誕生にインスピレーションを与えたといわれる女性が、免疫系の病気ルーパスのため亡くなった。この女性ルーシー・ヴォッデン(旧姓オドネル)は、ジョン・レノンの息子ジュリアンの幼稚園時代の友人だった。

「Lucy in the Sky with Diamonds」はその韻からも幻覚剤LSDについて歌ったともいわれるが、故レノンは、1966年にジュリアンが幼稚園から持ち帰ったルーシーを描いた絵にインスパイアされたと話していた。

ジュリアンはこの春、ルーシーが病気を患っているのを聞き、花やプレゼントを贈るなど気にかけており、彼女の死に「大変なショックを受けている」と伝えられている。

ルーシーをめぐっては、やはりジュリアンの幼なじみのルーシー・リチャードソンとの説もあったが、ビートルズの伝記作家やバンド・メンバーの話から、ルーシー・オドネルの可能性のほうが高いといわれていた。

オドネルは生前、BBCのインタヴューで「(学校で)お互いの顔を描き合ったのを覚えている」と話している。「その日たまたま、ジュリアンのお父さんがリムジンで学校へ迎えに来たの。そのとき“友達のルーシーだよ”って、絵を見せたんじゃないかしら?」

Ako Suzuki, London
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