クラフトワーク、ジャケットも一新しデジタル・リマスター盤登場

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クラフトワークの作品8タイトルが、最新デジタル・リマスタリングを施され、生まれ変わって2009年11月14日に新登場となる。クラフトワークの作品がデジタル・リマスターされるのは今回が初めてであり、このリリースに合わせてジャケットのデザインも一新されることになった。

今回新登場するのは、1974年の『アウトバーン』から2003年の『ツール・ド・フランス』までの全8タイトル。『アウトバーン』は、アメリカのアルバム・チャートにランクインさせ、彼らの名を不動のものにした記念碑的なアルバム。その後、1975年に『放射能』、1977年に『ヨーロッパ特急』というひとつのテーマで統一されたコンセプト・アルバムを発表。
次いで1978年に発売された『人間解体』では、シングル・カットされた「ザ・モデル」がドイツのバンドとしては史上初のイギリス・シングル・チャート1位に輝いた。そして1981年発売の『コンピューター・ワールド』では現在を見越したかのような、コンピューター社会がテーマ。さらに、1986年発売の『テクノ・ポップ』。これは1986年の発売当時は『エレクトリック・カフェ』と呼ばれていたアルバムだ。1991年発売の『THE MIX』は、それまで発売されたアルバムの中からセレクトされた11曲を新しいアレンジで1991年に再録音した作品。そして、2003年にツール・ド・フランス100年を記念して制作された『ツール・ド・フランス』。以上8タイトルが同時に一斉発売となる。

タイミングは1ヵ月ほど遅れるが、全作品マストなファンであれば、12月16日に、これら8タイトルがひとつに収められた『ザ・カタログ(ボックス・セット)』がリリースとなるので、こちらをチェックいただきたい。

ビートルズしかりマドンナしかり、デジタルリマスターの音質改善は目を(耳を?)見張るものがある。クラフトワークにおいても、十分に期待できることだろう。お楽しみに。

11月4日発売 各2,500円(税込)
『アウトバーン』(1974年)
『放射能』(1975年)
『ヨーロッパ特急』(1977年)
『人間解体』(1978年)
『コンピューター・ワールド』(1981年)
『テクノ・ポップ』(1986年)
『THE MIX』(1991年)
『ツール・ド・フランス』(2003年)
※カッコ内はオリジナルの発売年

『ザ・カタログ(ボックス・セット)』
12月16日発売
20,000円(税込)

◆クラフトワーク・オフィシャルサイト
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