マイケル、未発表曲”This Is It”は盗作だった!?

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今月28日から公開となる、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)のドキュメンタリー映画"This Is It"のサウンドトラックに収録される未発表曲"This Is It"だが、大御所ポール・アンカ(Paul Anka)によれば、この曲は「マイケルに盗まれた」ものだという。

TMZ.comにポールが話したところによると、今月12日に世界公開されたばかりの"This Is It"を聴いたポールは、1983年にマイケルとふたりで共作した曲"I Never Heard"にそっくりなのに気づいたという。これは元々、ポールのデュエット・アルバム"Walk A Fine Line"用に作られたもので、未収録に終わったもの。ポールによれば、当時このデモをマイケルがスタジオから持ち去っており、弁護士を立てて取り返したものの、音源のコピーをマイケル側が保持。それを元に"This Is It"を完成させたのだろう、とのこと。この原曲とされる"I Never Heard"は、サファイア(Safire)という女性シンガーが1990年に発表した"I Wasn't Born Yesterday"というアルバムに既に提供されているが、確かに歌詞、メロディ共に酷似している。この報道を受けて、マイケル側はその日のうちにポール・アンカの主張を全面的に認めており、同曲の著作権の50%をポールに譲っている。

◆マイケル・ジャクソン Artist Info(notrax)
◆マイケル・ジャクソン Artist Video(notrax)
text by notrax
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