ジャーヴィス・コッカー、大学から名誉博士号を授与

ポスト
元パルプのフロントマン、ジャーヴィス・コッカーがシェフィールド・ハラム大学から名誉学位を授かることになった。ジャーヴィスは同大学がまだシェフィールド工芸学校と呼ばれていた当時、ここへ通っていた。

彼はこう喜びの言葉を発している。「故郷の大学から名誉博士号をもらえるなんて素晴らしい。この大学で学んでいたことを考えると、さらに特別の思いだ」。大学はジャーヴィスを「シェフィールドで最も愛されているミュージック・キッズの1人」と称している。

ジャーヴィスはアート・カレッジ入学前に同校で高等教育を学んでいる。また在学中、パルプはBBCの伝説のDJだったジョン・ピールにデモ・テープを渡し注目を浴びるようになった。ジャーヴィスはこう話している。「シェフィールド・ハラムは2つの点で俺のキャリアをスタートさせてくれた。1つはミュージシャンとして。ジョン・ピールはシェフィールド工芸学校へいる間に俺たちを“発見”してくれた。そしてもう1つはアーティストして。もしここが俺に高等教育を学ぶことを許してくれなかったら、俺はセント・マーティン(ロンドンのアート・カレッジ)に入れなかった」。

2009年11月、授与式が行なわれるという。

Ako Suzuki, London
この記事をポスト

この記事の関連情報