AI、オーストラリアのAPSA授賞式でパフォーマンス

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AIが、11月26日オーストラリアのゴールドコーストで行なわれるアジア太平洋映画賞(APSA)の授賞式でオープニングのスターパフォーマンスを行なうことが発表された。

◆「おくりびと」試聴

第3回目となるこの授賞式では、アジア太平洋地域のすぐれた映画制作者に9部門にわたって賞が授与され、世界中から500人を超える映画界の著名人を迎えることになる。CNNインターナショナルとユネスコ(国連教育科学文化機関)、FIAPF(国際映画制作者連盟)との協力によって運営され、セレモニーの模様は、CNNのテレビ番組のThe Screening Room Xtraによって特集され、12月3日よりCNNのグローバルネットワークを通じて世界中に放送される予定だ。

AIは「おくりびと」をはじめ、『BEST A.I.』からもパフォーマンスするという。日本は他のどの国よりも多く7作品がノミネートされているが、なかでも「おくりびと」は、最優秀作品賞と最優秀男優賞(本木雅弘)の2部門でノミネートを受け、注目度も高い作品のひとつ。

「アジア太平洋映画賞でパフォーマンスをするようご招待を受けて、とても光栄です。音楽と同じで、映画は素晴らしい話を描いて私たちの人生さえ変えてしまう力があるように思います。アジア太平洋地域の映画賞の授賞式でパフォーマンスできることを、嬉しく、誇りに思います。」──AI

APSAの会長デス・パワーは、「日本映画と日本の映画人は最も高い評価を受けています。APSAの始まりから、たくさん日本から賞の候補者が選ばれていて、今年は日本からのノミネートが空前の数に上っています。AIさんのパフォーマンスは、日本の創造的世界の人たちと私たちの関係をより強めることになり、11月にAIさんをゴールドコーストにお迎えするのを心から楽しみにしております。」と話している。

2009年の日本作品ノミネートは以下のとおり。
最優秀監督賞「愛のむきだし」園子温
最優秀脚本賞「おくりびと」小山薫堂
最優秀男優賞「おくりびと」本木雅弘
最優秀アニメーション映画賞「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」
最優秀アニメーション映画賞「ファースト・スクワッド FIRST SQUAD : The Moment
of Truth」
最優秀アニメーション映画賞「サマーウォーズ」
最優秀ドキュメンタリー映画賞「精神」
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