TASCAMから16IN/4OUT、8マイク同時入力のUSB2.0オーディオI/F「US-2000」

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ティアックはUSB 2.0接続のオーディオインターフェイス「US-2000」を「TASCAM」ブランドで11月6日より発売する。24ビット/96kHz、16入力/4出力対応でバンド録音にも最適な製品となっている。

パソコン用のオーディオインターフェイスである「US-2000」最大の特徴は豊富な入出力。マイク×8チャンネル、ライン×6チャンネル、デジタル×2チャンネル、合計16チャンネルの信号を同時に入力可能。バンドの一発録音にも余裕で対応できるうれしい仕様だ。また、フロントパネルにはギターを直接入力できるギターインも装備、インサート端子の搭載も気が利いている。

TASCAMプロ用デジタルミキサーと同等の高音質マイクアンプの装備も注目。フロントパネルには100個のLEDによるレベルメーターを装備、本格的なレコーディング環境を提供する。

プラットフォームはMac/Windowsの両方に対応。ASIOおよびWDMを同時に使用可能なのも便利なところ。付属ソフトとしてはSteinberg Cubase LE4がバンドルされる。

なお、2009年11月5日(木)~8日(日)にパシフィコ横浜にて開催される「2009楽器フェア」において、US-2000の国内初展示が行われる。興味のある人は会場でチェックを。

その他、US-2000のおもな特徴は以下のとおり。

・16入力、4出力のUSB2.0(High Speed 480Mbps)オーディイオインターフェース
・24ビット/96kHz対応
・1~6ch:XLRバランス入力(マイク)、7~8ch:XLR/TRS コンボジャックバランス入力(マイク/ギター)、9~14ch:バランス入力(ライン)、15~16ch:S/PDIF デジタル入力
・1~8chは+48Vファントム電源供給可能
・1~14chの各ペアチャンネルは、ステレオモニターまたはモノラルモニターの選択が可能
・入力7~8chには、インサート端子を用意
・4chのバランスライン出力、バランスモニター出力、デジタル出力、およびヘッドホン出力
・S/PDIFまたはAES/EBUの選択可能なデジタル出力
・フロントパネルに各入出力に対応した5ドットのインプットおよびアウトプットレベルメーター装備
・ダイレクトモニター機能により遅延がない入力モニターが可能
・モニターレベルコントロールに加え、USB 経由のパソコンからの入力信号と、本機の入力端子からの入力信号を独立してレベルコントロール可能
・オーディオプロトコルとしてASIOとWDMを同時に使用可能なマルチクライアント対応
・Windows/MacOS 両対応(ドライバー標準付属)
・Cubase LE4バンドル

<仕様>
電源:AC100V~240V 50-60Hz
消費電力:14W
外形寸法(W×H×D):482.6mm×44mm×280mm
質量:2.5kg

◆US-2000
価格:オープン
発売予定日:2009年11月6日

◆US-2000 製品詳細ページ
◆ティアック ストア
◆TASCAM

◆BARKS 楽器チャンネル
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