ゼブラヘッド、とにかくパンティ投げてくれよな

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11月4日にリリースとなるゼブラヘッド『パンティー・レイド』は、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」、アヴリル・ラヴィーン「ガールフレンド」をはじめ、デスティニーズ・チャイルド、ブリトニー・スピアーズ、クリスティーナ・アギレラ…と、女子シンガーの曲ばかりを徹底パンク・カバーした作品。

パンティー・レイド=パンティー狩りとは、その昔アメリカで流行った、男子学生が女子学生の寮に押しかけ、彼女たちのパンティーを盗むという悪ふざけの一種のことらしい。「ゼブラヘッドが女性アーティスト楽曲をカヴァーする」のは、まさしく「男性が女性の下着を盗む」=パンティー・レイドだね、と、そういう意味らしい。

◆ゼブラヘッド・メッセージ映像

──新しいアルバムのタイトルはどうやってきめたの?

マッティ(vo,g):僕の一番好きな映画で「ナーズの復讐/集結!恐怖のオチコボレ軍団」っていうのがあるんだけど、その中で男子が女子寮に忍び込んで下着を盗むシーンがあるんだ。パンティーだね。そのおふざけのことを「パンティー・レイド」って言うんだ。そこからアルバムのタイトルをとりました。

ベン(b):よくできました。

マッティ:ハイ。

グレッグ(g):他のタイトルでもよかったよな。「We've got bush (茂み発見)」とかさ。すんごく良くない?(笑)

アリ(vo):まぁ、同じ映画からのヒントってところは一緒だけどね。

ベン:「パンティー・レイド」でも「We' ve got bush」でも同じような意味だからな(笑)。ところで最近の女の子ってのはアソコ剃ってんのかな。

アリ:3対2ぐらいじゃない?

──初のカヴァー・アルバムをだそうと思ったきっかけは?

ベン: だって自分で曲書くより簡単じゃん!(一同同意、笑)

アリ:オレ達、正直なだけだよ。

マッティ:新しいもの書く必要ないよ。

アリ:そう、だっていい曲がもうそこにあるんだから。

グレッグ:オレ達のオリジナルよりいいしね。

エド(dr):まぁでも、もうやらないとは思うけど。

──個人的に今作の中で一番好きなカヴァー曲とその理由は?

マッティ:そうだな。何にしようかな?

ベン:一つも思いつかないのかよ。

マッティ:その通り(笑)。オレが言いたかったのは…。シャンプーの「トラブル」かな。なんてったって、ミュージック・ビデオに出てくるパワーレンジャーが大好きだから。

グレッグ:「イントロ」だね。なぜなら、CDで悪魔のささやきを聞いたことがないからさ。レコードを逆回転させたようなヤツ。普通そういうのは、何言ってるかわからないんだけど、今回のは、はっきり聞こえてくるからね。

アリ:お金と時間かけたからな。で、オレはやっぱり「ジェニー・フロム・ザ・ブロック」。ジェニファー・ロペスが好きなんだ。マーク・アンソニーのせいで彼女にフラれちゃってガッカリだったけど。

グレッグ:まったくオマエをふるなんて品がないよな。

マッティ:まったくJ.Loらしいやり方だな。

ベン:やっぱり、シンディ・ローパーの曲が一番かな。夏らしい、いい曲なんだ。踊りたくなるような感じ。

エド:曲が云々ってわけじゃないけど、オレはやっぱりブリトニー・スピアーズのがいい。クレージーな女に惹かれるんだ。

アリ:その通り!

ベン:同じスキンヘッドだしな。

──では、カヴァーの出来とは関係なく、今回カヴァーしてる女性シンガーの中で、個人的に一番好みのタイプの女性をあげてください。

アリ:なんてったって、グウェン・ステファニーだね。かっこいい。それに、地元(オレンジ・カウンティ)が同じだからね。友達がグエンのお母さんを知っていて、そいつらも彼女はクールだって言ってた。

ベン:オレはファーギーだな。セクシーなステージ見てると思わずお漏らししちゃいそうになるぜ。それに彼女はマッティをふったらしい。

エド:オレはビヨンセ。オッパイの形がいいからね。オレって本当にオッパイが大好物なんだよ。

マッティ:オレはクリスティーナ・アギレラ。だって「ビューティフル」だから。

グレッグ:エイミー・ワインハウスだね。いつもブっ飛んでるところに惹かれる。オレがどんなプレイをしようと気にしないだろうし(笑)。

──1stシングルのアヴリル・ラヴィーンについて、(あえて音楽以外の)彼女の魅力を語ってください。

エド:オレはアヴリル好きだよ。だってパパラッチにつば吐いてたじゃん。面白いよ。ガッツがある。

アリ:そうだな。

ベン:オレは彼女がいつも男のコみたいな格好してるところが好きだな。

マッティ:でもいつもきちんとネクタイしてない?もっとリラックスすればいいのに。でもそういうところも好き。サラリーマンみたいで。

グレッグ:アヴリル大好き。小さくてしまってるお尻がかわいい。

──もう一枚カヴァー・アルバムをつくるとして、一番カヴァーしてみたい曲/アーティストは?

ベン:すべて、リッキー・マーティン。

グレッグ:80年代風、リッキー・マーティンだけどね。

エド:クイーンとウィザードだな。クイーンをウィザード風にカバーして、あわせてクイザードって呼んじゃう(笑)

アリ:いつから考えてたんだよ、そんなこと

エド:ずっとだって。絶対やりたい。

ベン:そう、ずっと言ってたよな。

アリ:そりゃいい。

エド:多分今までにないベストなカヴァー・アルバムになるはずさ。

グレッグ:マジかよ。オレはそんなの耐えられない!(席を立つまね)

アリ:サヨナラ~。

マッティ:オレは80年代テレビ番組のテーマ音楽アルバム…。

エド:遅いな、この質問は終了。

マッティ:そんなこと言ったって…(涙)

──個人的に好きなパンティーのタイプとその理由は?

アリ:食べられるパンティーが好きなんだ。ここに「食べて」って書いてあるから食べられるに違いない。食べてみるね。うー…。

エド:食べられるわけないだろ。

アリ:(むせる)誰か次の方ドーゾ。

ベン:オレはこの稲妻がついているやつ。稲妻と女のコが好きだから、稲妻が女のコの大切な場所を守っているなんてサイコー。

エド:オレはこれ。プリウスみたいな車がついてる。環境保全万歳パンティーだ。お尻から出るガスは天然だから環境にもいいはずさ。

グレッグ:オレは何もはいてないのが一番だな。

マッティ:オレと一緒じゃん!ことを済ますのに邪魔にならないやつが一番。だからオレにとって良いパンティーってのは、すぐ脱げるヤツのこと。

──みなさんの「勝負パンツ」は、どういうタイプのものか、教えてください。

ベン:どんなって?

マッティ:なにもはかないよ。デートなら、はく必要ないじゃん。

──何か決まったスタイルある?例えばボクサーショーツとか。

マッティ:全くナシ。ブラブラさせてるんだ。

ベン:名づけて「フリーボール」。

アリ:そうそう、「コマンドー」とも言うね。オレなんか、腰に巻いて肩にかけちゃう。

ベン:ブラブラ自由にさせてる。

マッティ:その方が何かと便利!

ベン:オレたち、フリーボール運動を始めたんだ。

グレッグ:そうそう。フリーボール運動。

全員:フリーボール! フリーボール!

──日本のファンにメッセージを。

エド:もしコンサートでパンティーを投げてくれるなら、新しいのにしてね。

ベン:はいたことのある方のがいいに決まってるだろ。

アリ:パンティーを忘れずに。あっ、もちろんこれは女のコだけへのメッセージだよ。ライヴ中にキミのパンティーを是非オレ達に投げてほしい。

マッティ:女のコだけだからね。

アリ:そう。女のコだけ。パンツよろしく。

エド:オレはブラジャーがいい。

アリ:うん、ブラジャーでもいいよ。

マッティ:パンティーとブラジャー。ま、その類い。

アリ:みんな、ライヴに来て欲しいな。楽しみにしているよ。応援してくれてありがとう。12月に日本に行って、みんなに会えるのを楽しみにしてるよ。

マッティ:もちろんパンティーも楽しみにしてるよ。

アリ:その通り。

エド:「パンティー先生」っていうボタンをつけておくから。

アリ:そりゃいい。

エド:だろ。

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◆ゼブラヘッド・オフィシャルサイト
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