レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ニュー・アルバムの曲作りをスタート

ポスト
2008年夏、“最低1年”の活動休止宣言をしたレッド・ホット・チリ・ペッパーズだが、その1年を経て、いよいよニュー・アルバムの曲作りをスタートしてくれるようだ。まだ先ではあるが、2010年秋には新作が聴けるかもしれないという。

ドラマーのチャッド・スミスは『Clash』誌にこう話した。「しばらく曲作りをするつもりだ。たいてい、ある程度の時間がかかるんだ」。リリースについては「2010年のいつかだな。今ごろじゃないかな」

スミスは、レッチリの活動休止中レディオヘッドのトム・ヨークのソロ・プロジェクトに参加したベースのフリーからエレクトロニック・ビートのCDをもらったそうだ。それがレッチリの新作に影響するかどうか問われると「わからないね。ピアノを使った曲はある。だから、どうなるかな」と答えている。

レッチリから離れていた間、メンバーはただ単に休みを取っていたわけではない。キーディスは彼の伝記をもとにしたTVシリーズを制作、ギタリストのジョン・フルシアンテはソロ・アルバム『The Empyrean』をリリース、ベースのフリーは学校に戻り音楽の勉強&トム・ヨークのソロ活動に参加。スミス自身、元ヴァン・ヘイレンのサミー・ヘイガーやマイケル・アンソニー、ジョー・サトリアーニらと結成したスーパー・グループChickenfootとしてギグを行なっている。

レッチリの新作は、世界中で大ヒットした2006年の『Stadium Arcadium』以来となる。

Ako Suzuki, London
この記事をポスト

この記事の関連情報